「ハラスメント」という言葉を聞くと、今では種類も豊富で造語もたくさん生まれていますので「ああ、また○○ハラスメントね…」と、うんざり気味の人も多いかもしれません。
それでも私は、「ハラスメント」という名称が生まれたことで、それなりにメリットも生まれていると思っています。
なぜなら、現場で受ける不快な言動を苦痛と感じてきた人たちは、その問題性を漠然と認識はしていても、事態を表現する言葉を持ち合わせていなかったからです。
しかし、その事態に名称が付与されたことによって、被害者は苦痛を表現できるようになり、問題を可視化して事態を周知することも可能になりました。
ハラスメントに関する知識を増やすことは、事態にいち早く「気づく」ことや、事態をより正確に「表現する」ための手助けになるはずです。
そこで今回は、ハラスメントに関する基本知識が学べる記事を6つ厳選致しました。ブックマークするなどして、いつでも読み返せるようにしておくことを推奨します。
1. 職場の代表的なハラスメント5種類の定義と特徴を解説!「対策や防止法もプロが指南」
2.【職場のハラスメント事例と対策】社外の相談窓口や最終手段もチェック!
3.職場のサイレントモラハラとは?よくある事例と対処法をチェック!
4.【マタハラ事例】どこの誰に相談すればいい?どんな発言が該当する?定義を知って正しく対処しよう!
5.【就活生のオワハラ対策と対処法】企業には早めに内定辞退の連絡すべき?よくある事例をチェック!
6.【パワハラ上司に言い返すタイミング】火に油を注がない戦略的な反論術
【まとめ】我慢してもハラスメントは解決しない
最後に残酷な事実をお伝えしておかなければなりません。
残念ながら、ハラスメントは耐え忍んでいればそのうち解決するものではないということです。
我慢してハラスメントを受け続けていると、心身を壊して社会復帰そのものが難しくなってしまうこともあります。
信頼できる人やサポート機関を頼ってもいっこうに状況が改善されない場合、職場のハラスメントから逃れる一番の解決策は『加害者から離れる』ことです。「つらい、限界かも…」と感じている方は、早急に転職することも検討して下さい。
すでに転職を考えている方は、無料の転職サポートおすすめ一覧をチェックして自分に合った支援を受けましょう。人間関係を重視して職場探しをサポートしてくれますよ。
不幸な連鎖を断ち切れるように、そして穏やかな仕事人生を手に入れられるように心から願っています。