こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のようなお悩みを抱えた女性に役立つ内容となっています。
- 転職したいのに転職する勇気がなくて動けない。
- 自分に合った仕事に就くにはどうすればいい?
- 転職後の人間関係が不安…
「そもそも自分がどんな仕事に向いてるのかわからない…」「自分に合った仕事なんてあるのだろうか…」と悩んでいる方は、【無料の適職診断】自分に合った向いてる仕事を簡単チェック!を読んで“自分の適職を知る”ことから始めてみて下さい。
【case1】「転職したいのに転職する勇気がなくて動けない…」
転職に成功したかどうかは、転職してからある程度の時間が経過しなければ判断できません。
給料は今より20%ほど下がるかもしれませんし、10%の下げ幅で済むかもしれません。これまでの経験や実績が高く評価されれば、これまでの給料の30%増しに上がる可能性もあります。あるいは、転職時に10%下がっても、1年後には前職より上がっている場合もあるでしょう。
また、結果を出してもルールが守れていなければ全く評価されない“コンプライアンスを最重要とする社風”かもしれませんし、ルールに従って真面目に仕事をするだけでは評価が上がらない“斬新な発想が常に求められる環境”かもしれません。どちらの社風が自分に合うのか判断できるまでは相応の時間が必要になるでしょう。
いずれにしても、転職をしなければわからないことが山ほどあるわけですが、転職活動に踏み切れない人ほど、あれこれ考えすぎてしまう傾向があります。不安になるのはよくわかりますが、転職する前からいたずらに考えすぎてしまうのは賢明ではありません。
肝心なのは、『転職の目的』です。この機会に改めてじっくり自分と向き合い、何のために転職するのか、その1点を明確にしてください。
転職すれば少なくとも現状からは抜け出せる
現状に何かしらの不満があるから転職を考えているのだと思いますが、転職をすれば少なくとも現状からは抜け出せます。
そう思えば、現状が嫌で嫌で仕方ない人ほど、重い腰を上げられるようになるのではないでしょうか。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 転職活動には大きく分けて二つの方法があります。 […]
転職のメリットに目を向ける
転職の結果は、良いも悪いもあるでしょう。しかし、実際に転職してみなければ良い悪いを判断することさえできません。転職する前にあれこれ考えたところで答えは出せないのです。
考えても答えが出せない問題をこねくりまわしている時、人間は「動かない、現状維持、様子見」という結論に至りやすいものです。
現状から抜け出して新しい職業人生をスタートさせたいなら、転職には良いも悪いもあると、ニュートラルな考えを持つようにましょう。言い換えれば、転職には必ずメリットがあるということでもあります。
転職したばかりの時期は、慣れないことが多く、気持ちも維持しにくいものです。後悔を感じてしまうこともあるでしょう。しかし、それでも必ず良かったこともあるはずです。当初は思えなくても、やがて転職して良かったと思える日が来るかもしれません。
少なくとも転職経験というものは、主体的に仕事を選ぶ力、働き方を修正する力、社会を生き抜く力を育む貴重な経験になるはずですよ。それだけでも大きなリターンだと思います。
自力で転職活動して「思っていた職場と違った…」と後悔する人が増えています。
プロの支援を受けて、応募先の実態(求人票やホームページなどからは絶対にわからない内部情報・職場の裏事情など)を把握することが成功の秘訣です。
転職に失敗したくない方は、無料の転職サポートおすすめ一覧をチェックして自分に合ったサービスを利用することもご検討下さい。
【case2】「自分に合った仕事に就きたい。でもどうすれば…」
自分に合った仕事に就くまでのプロセスは、金を掘り当てるまでのプロセスとよく似ています。
掘り当てるまでの時間は“所持する掘削機の性能”によって早かったり遅かったりします。掘ろうと“選んだ場所”によっては、わりと浅いところで掘り当てることもあれば、かなり深く掘らないと当たらないこともあります。あるいは、掘っても掘っても全く当たらない可能性も。
所持する掘削機の性能を『自分の職業能力』に、選んだ場所を『転職先』に置き換えて想像してみてください。
いずれにしても、その仕事が自分に合っているかどうかは、ある程度の時間をかけてやり続けてみなければわからないということです。
少なくとも1年は必要
自分に合う仕事を探し続けている人には、今の仕事を続けるのは時間の無駄なのではないかと早々に切り捨ててしまう傾向があります。わりと短いスパンで転職を繰り返してしまう原因になることもあるのでご注意ください。
転職してそれほど時間を費やしていないうちに今の仕事が自分に合っているかどうかを判断しようとするのは賢明ではありません。
知識やスキルの習得を怠らず、仕事を楽しむよう努め、少なくとも1年は必要ではないでしょうか。その上で、今の場所をもう少し掘り進めてみるのか、場所を変えるのか慎重に判断しましょう。
「まだ何とも言えない、まだよくわからない」と感じる場合は、もう少し続けることをオススメします。なぜなら、「続けていたら楽しくなった、ずっと続けていきたいと思うようになった」という人が実際に結構いるからです。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次のようなお悩みを抱えた女性に役立つ内容とな[…]
転職先選びの基準を変えてみる
例えば、こういう仕事は楽しめない、ああいう仕事は面白くない、などという固定観念があると、自分に合った仕事を見つけることが難しくなります。
あと2〜3年続けていたら自分に合っていると思えたであろう仕事も、そこまで至らない段階で切り捨ててしまえば、いつまでたっても見つけることはできません。固定観念が強いと視野が狭くなり、転職も繰り返しやすくなるので気をつけましょう。
これまで自分の好きなことを基準に仕事選びをしてきた人は、好きでも嫌いでもないけど得意なことを基準に変更してみるのもアリですよ。
【case3】「新しい職場の人間関係が不安。人と関わらないで済む仕事ならいいのに…」
「在宅勤務であれば人と関わらないで済む」と思う人もいるかもしれませんが、それは違います。
出勤して顔を合わせるコミュニケーション方法ではないだけで、メールや電話・Skype /Zoomなどを活用し、必ず関係者と連絡を取り合いながら仕事を進めていくことになります。
直接会って話せば分かり合えることも、オンラインでは要らぬ誤解を招いてしまう意思疎通の難しさもあるわけです。
働き方が変わっても、仕事と人間関係は切り離せません。仕事を通してお金を得る以上、人と関わりたくないという希望は通らないという現実を受け入れましょう。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、下記3つのお悩みを抱えた女性に役立つ内容とな[…]
人と関わりたくない心理
嫌な出来事や苦い経験のせいで人間関係を敬遠するようになったのかもしれませんが、過去と現在は関係ありません。
過去に人間関係で苦しんだからといって、これからもそうとは限りませんよね。これから出会い関わる人とは一生の付き合いができる仲間や親友になれる可能性だってあります。
馴染もうとする姿勢が大事
新しい職場の人間関係を心配しながら転職活動するのは賢明ではありません。どんな職場にも人間関係の問題は大なり小なり必ずあるもので、人間関係から逃れる術はないからです。
「郷に入っては郷に従え」ということわざもありますが、そこまで神経質になったり無理をせずとも、転職した直後は新しい職場に馴染もうとする姿勢だけは無くさないでください。