こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のような悩みや疑問にお答えする看護師向けの内容となっています。
今よりも自分に合った職場を見つけて転職したい
看護師転職の失敗事例から気をつけるべき注意点は?
看護師転職を成功させるポイントや、必要な準備・おすすめ対策を教えて欲しい
自力だけで看護師転職を成功させるのは“かなり難しい”です。
「思っていた職場と違った…」と後悔しないように、プロの支援を受け、事前に応募先の実態(求人票やホームページなどからは絶対に収集できない内部情報)を把握することが肝心です。
転職に失敗したくない方は、【無料】看護師専門の転職サポートおすすめ一覧をチェックし、自分に合ったサービスの利用もご検討下さい。
看護師を続けるかどうか迷っている方へ
「そもそも自分は本当に看護師に向いてるのかわからない…」「自分に合った仕事は他にあるのでは?」と悩んでいる方は、【無料の適職診断】自分に合った向いてる仕事を簡単チェック!を読んで“自分の適職を知る”ことから始めてみて下さい。
看護師資格の効力が女性にとって魅力的である理由
ずばり力強く宣言させて頂きますが、看護師は他の職業と比べても転職しやすい職業です。
全国各地に看護師のニーズがあり、人手不足で困っている医療機関も多く、看護師を随時募集している病院も少なくありません。
日本中どこへ引っ越してもニーズがあって転職先を見つけられるという点は、ライフステージの変化がつきまとう女性にとって、とてつもなく大きなメリットと言えるでしょう。
言わずもがなですが、看護師として働くためには看護師資格(国家資格)が必要不可欠です。取得するまでにそれなりの道のりはあります(あったと思います)が、看護師資格は一度取得すれば失効することがありません。
看護師資格の効力が女性にとって魅力的である理由の一つに、結婚や育児などで看護師職をしばらく離れていた人でも、復職しようと思えば復職しやすい点が挙げられます。
復職に際しては、勘を取り戻すための研修などがある程度必要になるものの、看護師不足が深刻な医療機関を中心に、そうしたブランク看護師の受け入れも積極的に行われています。
また、ブランク看護師のための研修やセミナーなどのサービスもたくさんあります。看護師の復職や転職をサポートする手厚い支援体制が整っている点も、看護師が転職しやすい職業であり続けている理由と言えるでしょう。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次のような悩みや疑問を解消する内容となってい[…]
【時期が重要】看護師転職には最適な活動期間がある!
看護師の求人情報は、ハローワークで見つけることもできますし、求人サイトで探したり、転職エージェントに紹介してもらうこともできます。
特にこの時期(1月〜3月/8月〜9月)には好条件の求人募集が出やすくなるため、キャリアアップしたい人や人気のある職場で働きたい人は、逃さずチェックすることをおすすめします!
なぜ4月/10月入職がおすすめなのか
企業の事務職などは、4月に入社すると他の新入社員と同じスタートを切れるというメリットがあります。
看護師の転職でも、4月に入職できるタイミングで転職活動をすることには大きなメリットがあることがわかっています。なぜなら、職員スタッフ全員が新人を迎えようという気持ちになっているからです。
この場合の新人というのは、企業でいう新入社員と同じ「新人看護師」と、すでに経験値とスキルはあるがその職場では新人と言える「転職組の看護師」の両方が含まれます。
キャリアのある看護師であっても、新しい職場に慣れるまで、その職場ならではのやり方を学ぶという点では、4月に転職することで大きなメリットが期待できるでしょう。
医療機関での異動シーズンとなる10月のタイミングもまた、同じ理由でおすすめの時期になります。
年代別で求められることが異なる
看護師というお仕事は、基本的にどの年代でも転職することが可能です。
しかし、年代によって採用する医療機関側の期待値は異なりますし、看護師自身が持っている経験値やスキルなども大きく違います。
こんな転職は失敗しやすい!主な2つの失敗理由
看護師は他の職業と比べるとニーズが高く、転職しやすいお仕事です。しかし、戦略を間違えると、いくらニーズが高い職業でも、仕事探しに失敗してしまう可能性はもちろんあります。
では、具体的にどんな失敗をしやすいのでしょうか。主な2つの失敗事例をご紹介いたします。
失敗事例①「リサーチ不足」
看護師が転職を希望する理由の一つに、夜勤が頻繁にあって働きづらいとか、残業が多すぎる、その割に給料がめっちゃ低いなどの労働条件が挙げられます。
こうした労働条件に関しては、求人募集要項に記載されていることもありますが、実態は額面通りではないことも少なくありません。
しかし、事前のリサーチを十分せずに、ただ求人募集が出ていたからという理由で応募してしまうと、働き始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔する事態になりかねません。
転職するにあたって何を重視するかという点は人それぞれですが、残業や夜勤、待遇、人間関係、立地・ロケーションなど、何を優先するかによって、自分にとってベストな転職先は変わります。
自分が希望する条件を全て満たしてくれる求人募集を見つけることは至難の業でしょう。
しかし、譲れない条件を1つだけ決め、それは必ず通すというつもりで転職活動をすれば、少なからず希望の条件に合った転職先を見つけることができるのではないでしょうか。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 今回は、「全国平均だけでは参考にならない、地域別でも詳[…]
失敗事例②「ミスマッチ」
看護師に与えられる職務は、その職場によって異なります。
看護師が大勢いる大学病院などの総合病院では、看護師に与えられる業務が細かく分担されていて、それを超える職務にはなかなか挑戦させてもらえないことが多いものです。
一方、中小規模のクリニックや看護師が人手不足の医療機関では、看護師に与えられる職務は幅広く、医師の片腕としてたくさんの業務にフレキシブルに対応する必要があります。
いずれにしても、これまでの働き方を振り返り、今後は自分がどんな風に働きたいのかを考えた上で、希望する働き方ができる転職先を見つけることが大切です。そうすれば、働き始めてからガッカリするという結果を回避できることでしょう。
看護師転職の成功ポイント3つ
看護師転職の成功ポイントは大きく3つに集約されます。
具体的にどうすれば失敗することなく満足度の高い転職ができるのか参考にしてみて下さいね!
成功ポイント①「優先順位の明確化」
プライベートを優先(または両立したい場合)
例えば、育児と仕事を両立したい場合は、夜勤や残業が少なく、自宅から通いやすいクリニックの方が、スキルやキャリアを積極的に磨ける大学病院や総合病院より働きやすいかもしれません。
お給料の面ではイマイチでも、満足度の高い職場なら、長く続けられるのではないでしょうか。
仕事を優先(スキルアップ・キャリアアップを目指す場合)
一方、スキルやキャリアを重視した転職をしたい人なら、最先端の医療機器が揃っていて、最新の医療を積極的に採用しているような病院への転職がおすすめです。
また、看護師の教育や研修にも力を入れている病院や、高度資格取得の支援制度が完備されている職場なら、職場の理解を得ながらさらなるスキルアップやキャリアップを狙うこともできるでしょう。
専門性を極めることを優先
特定の分野で専門性を磨きたい人なら、専門病院への転職という方法もあります。
総合病院では必ずしも自分の希望通りの診療科へ配属してもらえるわけではありませんが、専門病院なら必ずその診療科についての実務を経験できます。確実にスキルアップできるという点で、専門病院への転職はとても人気がありますね。
成功ポイント②「自分が何を期待されているのか正しく把握」
これまでの経験やスキルを評価してもらい、即戦力として働ける職場なら、満足度が高い働き方ができるでしょうし、仕事を通してさらなるスキルアップも期待できます。
前職では全く経験がない職務を転職先で当たり前のように求められると、看護師自身のストレスになりかねません。
そうならないためにも、転職先の真実をがっちり把握しているプロの支援を受けながら、事前に「自分が何を期待されているのか正しく把握する」ことが大切です。
成功ポイント③「転職目的の明確化」
転職した看護師の中には、職場の雰囲気が良くない、人間関係が悪いといった理由で転職する人もたくさんいます。むしろ、かなり多いです。
しかし、転職活動においてそうしたネガティブな理由を正直に告げてしまうと、残念ながら採用されにくくなってしまうことは否めません。なぜなら、「うちの雰囲気が合わなければ、すぐにまた転職するのですか?」と思われてしまうからです。
転職を成功させるためには、自分が転職に何を求めるか、転職の目的を決めることが極めて重要になります。その目的(目標や希望)を達成できる職場を見つけることで、成功したと思える転職ができるわけですね。
ライフステージの変化にともなう理由でもいいですし、キャリアアップやスキルアップが理由でも構いません。大切なことは、同じ理由で転職しないために、転職の理由を明確にして「目的を持った転職をする」ことです。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事では、40代女性が転職で後悔しないために押さえて[…]
看護師転職で後悔しないために気をつけるべき2つの注意点
注意点①「事前に労働条件を確認する」
残業が多い職場なのかどうか、夜勤は月にどの程度あるのか、手当はどうなっているのか、という点は、働き始めた後の自身の生活に直接的な影響がある項目です。
求人募集に記載されていることはありますが、実態とのズレがあることも珍しくないため、事前に十分なリサーチを行った上で、面接の時に採用担当者に確認するのがおすすめです。
例えば、多くの求人募集に明記されている「週休2日制」は、看護師のお仕事の場合、必ずしも土日はいつでも休めるという意味ではありません。
毎週必ず2日続けて休めるという意味の職場もあれば、週に2回休めるけれど1日ずつバラバラが基本という職場もあります。あるいは、第二土曜日は必ず休めるけれど、他の土曜日は全て午前出勤が必要なケースなどもあります。
土日と祝日は休めると思っていると、働き始めてから後悔することになってしまうので事前の確認は怠らないようにしましょう。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次のようなお悩みを抱えている方に役立つ内容と[…]
注意点②「不満No.1をはっきりさせる」
人間関係、職場の雰囲気、労働条件など、不満だと感じるところはたくさんあるでしょう。不満というものは、業界、職業、職種が変わっても無くなることはありません。
だからこそ転職する際は、少しでも不満の少ない転職先を見つけることも重要になります。
自分が実際には何に不満を持っていたのかという点を、深い本心のレベルで認識することができるはずです。
転職活動をする際には、1位に君臨する不満を感じずに済みそうな職場を探すことで、満足度の高い転職が期待できるでしょう。
看護師の就職/転職を成功させるための事前準備と対策
転職後のキャリアビジョンを描く
これまでに一度も転職をしたことがない人の場合、他の医療機関へ転職することによって、同期との絆がゼロになるリスクはあります。
その覚悟はできているでしょうか。転職後の自分を取り巻く環境の変化を想像しておかないと、仕事でツラいときに悩みを共有できる同期もいない、寂しい状況になりかねません。
看護師としてのスキルアップやキャリアアップを目指す転職をしたい人は、長期的にどんなキャリアを望んでいるのかという点を、明確にして書き出しておくといいでしょう。
いずれにしても、転職後のキャリアビジョンを描いておくことで、覚悟が決まったり、現在の自分にとってどんな医療機関でどんなスキルを身につけることが将来のキャリアに役立つのかが見えてきます。どんな求人募集を探せばよいのかもおのずとわかるようになるはずですよ。
看護師専門の転職支援サービスを活用する
特に待遇面や条件で転職先を選ぶ場合は、多方向から幅広いリサーチをする対策が必要不可欠となります。
実際にそこで働いていた人から本音の話を聞くのが一番ですが、それはなかなか難しいので、パイプ役になってくれるプロを頼るといいでしょう。
転職エージェント型のサービスを利用する人は、求人の募集要項などには書かれていない、職場の雰囲気や人間関係、離職率などの内部事情についてエージェントに質問すれば、表には出ていない裏事情やリアルな実態まで教えてくれます。
そして、看護師の転職準備の中でも意外と難しいのが、職務経歴書を準備するという作業です。履歴書なら既定のテンプレートを利用して記入すれば特に問題ありません。
しかし、職務経歴書はフリーフォーマットである上、自分をどうアピールすれば採用されやすい見せ方になるのかを理解して作成できる人はほとんどいないでしょう。
職務経歴書は、これまで自分がどんな職務に携わって、どんな経験やスキルを身につけたのかという点を転職先に知ってもらうための大切な書類です。採用か不採用かを決める以前に、職務経歴書が大きく影響すると言っても言い過ぎではありません。
職務経歴書の書き方がイマイチわからない方や、自己PRに自信がないという方は、転職エージェントのサービスを利用して、履歴書と職務経歴書を添削してもらうことを強くおすすめします。
看護師転職に精通したプロに添削してもらうことで、どんな書き方にすればいいのかがわかるため、自信をもって面接に臨むこともできるでしょう。
ぴよお 次のようなお悩みを抱えている看護師のために「看護師に特化した転職支援サービス」を厳選しました! 給料に不満がある、年収を上げたい 資格はあるけど経験がない、でも挑戦したい ブランクがあるため復帰する[…]
条件面で欲張りすぎないことも大切
転職は、いつ、どんなタイミングで、どこへ転職するか次第で、その先の毎日が充実できる可能性がある一方、働き始めてすぐにまた転職したくなってしまう可能性もあります。
事前に十分なリサーチを多方向から行うと同時に、あれもこれもと条件面で欲張るのではなく、自分がどうしても譲れない条件を1つだけ決めたら、それは必ず通すというスタンスで臨みましょう。
その姿勢があれば、きっと満足度の高い、失敗しない転職ができるのではないでしょうか。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次のようなお悩みを抱えている看護師の方に役立[…]
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> [word_balloon id="4" size="S" position="L" name_position="under_avatar[…]