こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のようなお悩みを抱えている方に役立つ内容となっています。
看護師として今の働き方を続けることに不安や心配がある
仕事以外の自分のこと(仕事以外の人生について)も考えるタイミングに迫られている
自分が納得できる30代40代の働き方を見つけるヒントが欲しい
【相談】看護師としてがむしゃらに働き続けること10年。このままでいいのか、こんな働き方を続けていて本当に大丈夫なのだろうか…
相談者:Nさん(31歳・女性)
看護師になって10年近くになりますが、「がむしゃら」という言葉がぴったりの働き方をずっと続けてきました。
残業があるのは当たり前で、休日出勤も頻繁にありました。不思議なことに、それでも苦にならない自分がいて、私は仕事人間なのだろう(使命感?ワーカーホリック?)と思っていました。
しかし、30歳を過ぎたあたりから、このまま仕事に没頭する毎日で本当にいいのか、こんながむしゃらな働き方を続けていて大丈夫なのかと思う気持ちが強くなり、そろそろ結婚や出産などについてもちゃんと考えないといけないと思うようにもなりました。
とはいえ、いきなり仕事をセーブするつもりは今のところありません。
ただ、ふと漠然とした将来への不安や、気分が晴れないなと思うことが多くなってきたので、何か自分の視点が変わったり、視野が広がるような話が聞けるコミュニティはないかと探していたらこちらのブログを見つけ、プロにお聞きしたくご相談させていただきました。
「WELLCAREER lab.」からのアドバイス
仕事を含めた今後の人生を考える良いタイミング「30代、40代」
残業も休日出勤も苦にならない仕事に出会えたことは幸運ですね。看護師は天職なのかもしれません。
そんなNさんを「大変そうだけどなんだか羨ましい」と思う人も結構いると思いますよ。
ただ、「仕事に打ち込んでいるから結婚しない」「私生活は後回し」というのも違うような…。そんなNさんの晴れない気持ちも伝わってきます。
30代になると、結婚するか・するなら何歳頃がいいか、子供を持つか・持つならいつまでに、というのは、男性よりも女性のほうが考えさせられるものです。40代になれば、特に子供を持つかどうか、仕事も含めたうえで決断に迫られる女性は少なくありません。
【参考】
看護師として将来のビジョンが描けない。今の病院で仕事を続けるか、転職するか。
自分の人生がいつのまにか仕事に飲み込まれてしまう
20代のうちはまだその後の人生について考える時間的余裕があったと思いますが、30代、そして40代となるにつれ、いつまでも悠長には構えていられなくなります。
今のうちに、どこまで仕事にエネルギーを注ぐのかを決めておかないと、自分の人生がいつのまにか仕事に飲み込まれてしまうでしょう。
できるようになると面白くなり、面白くなるとどんどんハマっていくのが仕事です。もともと女性にはのめり込みやすい傾向もあります。
Nさんのように残業や休日出勤が苦にならない状態は“すでにそうなっている”と考えていいでしょう。優秀な人ほど仕事に飲み込まれてしまう可能性が高くなるので注意が必要です。
30代ではどこまで仕事にエネルギーを注ぐのか
幸運にもNさんはまだ30代になったばかり。まさに今が、一度立ち止まって「働き方」や「人生における仕事の比重」について考えるベストタイミングとも言えます。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 私の仕事柄、現役看護師から元看護師に至るまでネットワー[…]
仕事のせいで仕事以外の人生を後悔しないように
誤解のないようにお伝えしておきますが、仕事に没頭することが悪いわけでは決してありません。むしろ、幸せなことでもあります。
しかし、Nさんのように、自分の幸せがそれ(仕事)だけではないかもしれないという思いがどこかにある場合は、働き方や仕事観を見直す必要がある、まさに今がそのタイミングなのだと思うのです。
「そもそも自分は本当に看護師に向いてるのかわからない…」「自分に合った仕事は他にあるのでは?」と悩んでいる方は、【無料の適職診断】自分に合った向いてる仕事を簡単チェック!を読んで“自分の適職を知る”ことから始めてみて下さい。