こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のようなお悩みを抱えている保育士の方に役立つ内容となっています。
20代保育士たちのリアルな悩みが知りたい
20代保育士が快適に働くための処世術や対策を教えて欲しい
転職を考えているのでヒントや参考になる情報を得たい(志望動機の書き方も指南して欲しい)
保育士はいつの時代も憧れの職業として目指す女性が多い職業です。
しかし、いざ現場で働いてみると自身が想像していたよりも過酷な現状が待ち受けていることも少なくありません。
今回は、慣れない職場で奮闘する20代保育士のために、実際にどんな悩みが多いのかランキング形式でご紹介し、すぐにできる対処法やおすすめ対策についてもお届け致します。
今あなたが抱えている悩み解決の一助になることを願っています。ぜひ、お役立て下さい!
自力で転職活動して「思っていた職場と違った…」と後悔する人が増えています。
転職に失敗したくない方は、【無料】保育士専門の転職サポートおすすめ一覧もチェックしてみて下さい。
第1位「お給料が低い、手取り給料が安い」
新卒の方が多い20代の保育士の給料は、他の職業と同様に一番低く設定されているところが多くなっています。
特に20歳〜24歳の間の平均月収は20万円程度で、そこから年金や社会保険などが引かれてしまうため、実質の手取りは17万円から18万円程度となってしまいます。
もちろん役職につくことで手当が付いたりする場合もありますが、まだ年齡が若いうちは、なかなか労働時間や仕事量に見合ったお給料がもらえないと言った悩みを抱えてしまう人が多いようです。
対策/解決方法「異業種へ転職する」
なぜなら、若い労働力を求めている企業が今の日本社会にはたくさん存在するからです。
給料体系に不満があり、我慢できないとしたら、一度保育士以外の仕事について自身の世界をガラッと変えてみるのも良いかもしれません。
保育士の資格は異業種へ転職しても消えることはなく残り続けます。やっぱり保育の仕事がいいと思えばいつでも方向転換できるのは強みですよね。
若いうちに他の職業に触れることで、自身が保育に対してどれほどの情熱があるのか確認することもできるでしょう。
第2位「仕事量、業務量が多い」
20代の中でも特に新卒の方や勤続年数の浅い方の負担が大きいようです。
なぜなら、まだ全ての仕事を完璧にこなすことができないにもかかわらず、次から次へと別の仕事をこなさなければならないからです。
保育士と言えば、子供を預かり育む場所として、子供の世話を中心に仕事が回っていきますが、実際はそれ以外の仕事が大量にあるのが実情です。
親御さんとのやり取りや、掃除、イベントの企画や運営、さらに書類仕事などの事務作業まで、1人の保育士が行わなければならない仕事量は想像しているよりもかなり多岐にわたります。
まだ仕事に慣れていない20代の保育士は「あれもこれもやらなきゃいけない」とパニックに陥ってしまうことも少なくありません。
対策/解決方法「先輩を頼って早く仕事に慣れる」
はじめからいくつもの仕事を同時にこなすことはできませんし、一気に素早くマスターすることもできません。
目の前の仕事一つ一つを丁寧に取り組み、少しずつ慣れていくプロセスが、どんな人にも必要なのです。
大丈夫!いたずらに焦ることはありません。やるべきことを一つ一つ片付けながら慣れていきましょう。
心配しなくてもそのうち自然と仕事を終える時間が短縮され、心にも余裕が生まれるはずです。落ち着いて行動できるようにもなるでしょう。
心に余裕があるかどうかが、仕事がキツくて苦しくなってしまうか、大変だけどやりがいを感じることができるか、の分かれ道になります。
また、何でも一人でやろうとせず、「ツライな、大変だな」と思う時は、素直に先輩や同僚に助けを求めて下さい。
先輩を頼れるのは若い時の特権でもあります。使わないと損ですよ。
先輩も後輩もなく誰もが同じ仕事をこなしているのが実情のため、大変さは理解しているはずです。相談するだけで解決することもありますので、年齡が若く、経験が浅いうちは先輩をどんどん頼りましょう。
ただし、先輩がお手すきの時に声を掛けること!タイミングが重要です。
先輩自身も仕事で手一杯になっている時もありますので配慮は怠らないよう心がけましょう。
タイミングが悪い時に声をかけてしまうと怒られてしまうこともあるのでご注意下さい。
第3位「人間関係の悩み」
20代の保育士は年齡が若いこともあり、保育園や幼稚園のスタッフの中でも一番下っ端になってしまうものです。
もちろん全ての保育の仕事現場がそうではありませんが、先輩との人間関係に悩んでしまう20代保育士はかなり多いのが実態です。
本来、先輩とは後輩を育て、導く存在であることが望ましい形です。
しかし、その先輩自身に「新人だった頃に当時の先輩から手ひどく扱われた経験がある」と、いざ自分に後輩ができた時にキツく当たってしまう負のスパイラルに陥ることが多々あります。
先輩に染み付いている悪習を新人が断ち切るのは不可能ではありませんが極めて難しいはず。20代では経験値も足りないため、どう対処したらいいのかわからず悩み苦しんでしまう人が多いようです。
対策/解決方法「耐え忍ぶより転職する」
保育士はただでさえ仕事量の多い仕事です。
わからないことがあるのに怖くて先輩に聞けないというのは、後々子供を巻き込んだトラブルを起こしてしまう可能性があります。
最悪の事態を防ぐためにも、何より自身の精神や保育士としての誇りを守るためにも、別の職場へ転職してしまいましょう。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次の3つの悩みを解消するのに役立つ内容となっ[…]
第4位「自身の技量に自信がない」
働き始めてわずか数年たらずの20代。まだまだ保育士としての経験は浅い人がほとんどです。
保育士の仕事は経験によって技量を培っていく部分が多いため、本当に自分がこの仕事をきちんとこなせているのか不安になってしまうことが多々あります。
また、若ければ若いほど、純粋に保育に対する情熱が熱く、現場と自身の気持ちのギャップに苦しんでしまう人も少なくありません。
「そもそも自分は本当に保育士に向いてるのかわからない…」「自分に合った仕事は他にあるのでは?」と悩んでいる方は、【無料の適職診断】自分に合った向いてる仕事を簡単チェック!を読んで“自分の適職を知る”ことから始めてみて下さい。
対策/解決方法「第三者からフィードバックを受ける」
他者に評価してもらうということはドキドキしますが、自分は何ができていて、何が足りないのかを見つめ直す良い機会になります。
また、「自分の保育に関する信条」と「職場の方針/理念」が合わない場合は、あえて我を通すのではなく、自分の考えと一致する保育園に転職するのも賢い選択です。
特定の地域・エリアでもさまざまな特徴の保育園や幼稚園が多数あるはずなので、しっかり保育理念などを確認してから応募するようにしましょう。
第5位「異性との出会いがない」
これは20代特有のお悩みとなりますが、結婚を意識している方にとって、職場は出会いの場の1つです。
近年、男性の保育士も増えていますが、女性保育士にとって職場は出会いの場としてあまり機能しません。
そもそも出会いの場として職場選びをするわけではありませんが、普通の民間企業に就職した友人から会社で恋人ができたと聞くと、焦ってしまう方も多いようです。
対策/解決方法「職場での出会いはきっぱり諦める」
今はマッチングアプリや婚活サイトなど、出会いに関するコンテンツは充実しています。
せっかく保育士の免許を取得したのに、出会いがないからと言って転職するのはあまり褒められたものではありません。
職場での出会いはきっぱりと諦めて、職場の外で見つける努力をするほうが現実的でしょう。
20代保育士の転職活動で多い悩み「志望動機の書き方がわからない」
どんな採用担当者でも必ず重点的にチェックする項目の一つに「志望動機」があります。
転職の目的は何か、なぜ我が保育園(企業)を選んだのか、その答えを志望動機から読み取り、採用担当者は「あなたの軸(仕事に対する思いや考え方など)」を見立てるのです。
「人間関係がうまくいかなかった、給料が低すぎた」など、本音をぶっちゃけたいところですが、転職活動中は自分の胸の中にしまっておきましょう。
志望動機の書き方「押さえるべき3つのポイント」
履歴書/職務経歴書の添削を数多く行ってきた私が「効果あり」と考える志望動機の書き方には、ポイントが大きく3つあります。
- 転職希望先の方針/理念のどのような点に共感しているのか、自分の信念/信条と結びつけて説明する
- 転職希望先で自分が即戦力になれる理由を、これまでの経験や備えている実務能力と結びつけてPRする
- 現在の勤務先では実現できないことが転職希望先では実現できる可能性があることを根拠を示して伝える
志望動機のアレンジは、上記の3点を参考にしながら改めて自分でしっかり考えつつ、できることなら転職エージェントのコンサルタントやアドバイザーに添削してもらうのが最も効果的です。
プロのサポートを借りれば「より採用されやすい志望動機」に仕上げることができるはずですよ。
保育士30代・40代の悩みもチェック!
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