こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のようなお悩みを抱えている保育士の方に役立つ内容となっています。
40代保育士たちのリアルな悩みが知りたい
40代保育士が快適に働くための処世術や対策を教えて欲しい
転職を考えているのでヒントや参考になる情報を得たい
ベテラン保育士になっても悩みは尽きないものです。
今回は、40代保育士にどんな悩みが多いのかランキング形式でご紹介し、すぐできる対処法やおすすめ対策についてもお届け致します。
今あなたが抱えている悩み解決の一助になることを願っています。ぜひ、お役立て下さい!
自力で転職活動して「思っていた職場と違った…」と後悔する人が増えています。
転職に失敗したくない方は、【無料】保育士専門の転職サポートおすすめ一覧もチェックしてみて下さい。
第1位「体力的な問題」
20代や30代の頃は気力や体力でなんとか乗り切れていたことも段々と難しくなってきていると感じる40代は多いです。
私たち人間の身体は20歳前後の成長期をピークにだんだんと衰え始めます。それは年齢を重ねるごとに顕著に現れるようになります。
40代の保育士が体力的にきついと実感するのは、やはり長時間の抱っこやおんぶができなくなってきた時や、腰痛や肩こりが気になる頻度が増えた時だそうです。
また、保育士の仕事は、空調の行き届いた室内だけではなく、真夏の炎天下の中の外活動などもあります。過酷な環境下での仕事に、気持ちはついていけても身体がついてこなくなるという現象が起きてしまうのも40代の特徴です。
対策/解決方法「チームワークの力」
腰痛などが典型的ですが、まだ大丈夫とケアを先延ばしにしてしまうと、突然ぎっくり腰になってしまい、動けなくなる人も少なくありません。まだ大丈夫と過信せず、休める時はちゃんと休むことを心がけて下さい。
【!】一方、自分ひとりだけで行うケアではやがて限界が来てしまうものです。そんな時は、周りの人に助力してもらいましょう。
保育士の仕事は園にいるスタッフ全員で協力してチーム運営する仕事です。体力的にきついと感じる時は、その旨を説明して助けてもらって下さい。
助けてもらったあとは、自分に余裕がある時に恩返しすることで、より良い助け合いの輪を築いていくことができるはずですよ。
第2位「仕事量と給料が見合っていない、割りに合わない」
40代の保育士は、長年保育士としてのキャリアを積んでいるため、主任や園長などの責任のある立場に就いていることもあります。
自身にのしかかってくる責任の重さも増えますし、園のまとめ役としてこなさなければならない仕事量も増えます。
もちろん役職手当などがつく場合がほとんどですが、それでも実際の仕事内容と給料が適正かと問われるとそうでないケースがほとんどです。
全ての保育園や幼稚園が当てはまるわけではありませんが、ほとんどの園が保育士の残業や仕事の持ち帰りによって成り立っているのが現状です。
その全てに適切な対価が支払われていれば問題はないのですが、基本的には保育士の責任感や善意によって行われているのが実情です。
長年保育の仕事に携わっているからこそ、仕事量に見合わない給料とやりがいを天秤にかけて悩んでしまう40代も多いようです。
対策/解決方法「戦略的に転職する」
現在、保育士の過酷な労働環境が明らかとなり、給与に関する見直しも進められています。
まだまだ大きな変化はありませんが、自治体によっては補助金を上乗せして支払っているケースもあります。
現在の給料に納得がいかない場合は、自身のキャリアや実力に見合う職場へ転職するのが最も現実的かつ効果的な解決方法です。
数多くの保育園や幼稚園を渡り歩いている方はご存知かと思いますが、園によって、それぞれ仕事内容や給与形態が異なります。
そのため、自分の中でどうしても譲れない条件を洗い出し、それに沿って転職先を探してみると、納得できる条件の求人が見つかる可能性も十分あります。
保育業界全体が薄給であるため、戦略的に探さないと見つけにくいかもしれませんが、こまめに求人をチェックしたり、専任のコンサルタントやアドバイザーを頼るなどして、発見率を高める工夫をしてみて下さい。
第3位「多岐にわたる人間関係の悩み」
40代の保育士が悩む人間関係は、上司、同僚、後輩、保護者と多岐にわたります。
役職に就いていることが多いため、どうしても誰かに意見を言ったり、厳しく指導したりしなければならない立場になります。そのため、自身が損な役回りをすることが多いと感じている保育士も多いようです。
対策/解決方法「自分を変える」
人間は、人間関係で悩むと、相手に変わって欲しいという願望が強くなってしまう傾向があります。しかし、他人に変化をもたらすためにはかなりの時間と労力が必要となり、ほとんどの場合は成し得ません。
人間関係で悩んだ時は、自分自身を変えたほうが意外にもスムーズに問題が解決するものと心得ましょう。
例えば、相手に冷たくされるとこちらも負けじと同じような態度を返してしまいがちですが、あえて優しく接してみるほうが解決は早いものです。
ちょっとした反応の工夫をするだけでも相手の態度が軟化し、関係を修復できる場合がありますので一度は試してみて下さい。
とはいえ、つらくてつらくて仕方のない時は、無理して我慢を続けず、早めに環境を変えるほうがいいケースもあります。
人手を募集している保育園や幼稚園はたくさんあります。辞めることは逃げることではありませんので、自分自身を守るためにも、より良い環境へ転職することも検討しましょう。
第4位「保護者対応がしんどい」
責任ある立場になりやすい40代の保育士は、保護者からの理不尽な要求やクレームに対しても最前線で対応することも増えてしまうため、より一層のストレスがのしかかってきます。
保護者との距離感で悩むのは、新米だけではありません。むしろ、ベテランになってからのほうがより頭を抱えやすいのが実情です。
対策/解決方法「園全体の問題として対処する」
理不尽な要求を突きつけてくる保護者のことをモンスターペアレンツと呼称されていますが、そんなモンスターペアレンツと遭遇してしまった時の解決方法は、絶対に1人で悩まないことです。
根本から問題を解決していくためには、園にいるスタッフ全員に情報を共有し、お互いに協力し合いながら対処することが大事なのです。
第5位「園の方針と合わない」
ベテランになればなるほど、園の方針との差異が気になってしまい、自身の理想の保育ができないことに葛藤を覚える方が多いようです。
園の上層部に自身の気持ちを伝える機会があればまだ良いのですが、なかなかそういった場を設けている現場が少ないのも現状です。
対策/解決方法「転職するのが一番」
40代での転職に不安を感じている方も多いと思いますが、それなりにキャリアを積み、かつ自身も子育てを経験している場合の多い40代保育士の需要は意外と高いのも事実です。
保護者からも育児経験のあるベテラン保育士は信頼されやすいという傾向にあります。
自身のさらなるキャリアアップのためにも、自分の力を最大限活かせる環境に身を置くことはとても重要です。
転職活動では、園の保育理念や運営方針、実際に足を運んだ際の印象などをしっかりと吟味するようにしましょう。
保育士20代・30代の悩みもチェック!
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