こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のような悩みや疑問にお答えする内容となっています。
(仕事で人の上に立つ予定が出てきたので)自分の見た目にもう少し威厳が欲しい
そろそろ一つ上のポジションを経験してみたいとは思うけれど、私に務まるのか不安…
管理職に任命されたが、自分に向いているのか、期待に応えられるのか心配…
管理職に抜擢されたばかりの女性が、管理職に見合う自分になるために仕事以外ですぐに取り組める効果的なことは?
【相談】見た目に威厳がない私が管理職に見合った自分になるためにできることは?仕事を頑張る以外で出来ることが知りたい。
相談者:Eさん(35歳・女性)
私がちょうど30歳の時、ずっと一緒に働いてきた同僚が転職し、彼女は新卒入社の同期で、仕事の悩みを相談し合ってきた心許せる唯一の同僚だったのでショックでしたが、同時に自分の働き方や生き方を見直す良い機会にもなりました。
私は今の会社も仕事も自分に合っていると思っていました(今もそう思っています)ので、彼女に影響を受けて転職するような気持ちにはなりませんでした。
それよりも、自分に軸を持たないとマズイという感覚が強くなり、なりたい自分をはっきりさせようと、ずっと悩んできました。
今私は仕事で“ある選択”を迫られています。実は、会社が私の仕事ぶりを評価してくれて「マネジャーにならないか」と言われました。
私の働いている会社ではマネジャーは一応管理職になります。とはいっても、管理職の中でも一番下の階級グレードではあるのですが。。
これまで責任のある仕事を避けながら無難に働いてきた私ですが、そろそろ次のステージを経験してもいいのかなと、今になってようやく思えるようになりました。
しかし、私には見た目の威厳もありませんし、どちらかというとパッとしない印象を持たれているのではないかと思います。そう思うと部下を持つのが不安です。
今まで以上にしっかり仕事をすることはもちろんですが、仕事以外のところで、管理職に見合った自分になるために今からできることはありますでしょうか?
不安を小さくする方法など、何かアドバイスを頂けますと嬉しいです。よろしくお願い致します。
「WELLCAREER.lab」からのアドバイス
「なりたい」願望から「なる」決意へ
「管理職に見合う自分になりたい」という願望を「なる!」という決意に自分自身の意識をアップデートさせましょう。
なりたい自分を目指すなら、「強い願望」と「固い決意」の両輪が必要不可欠です。とはいえ、難しく考えることはありません。
【参考になる記事】
【女性が管理職になるメリットとデメリット】なりたくない?決めつけるのはもったいない!
自分なりに決意する
いくつか例をお伝えしますので、取り入れてみて下さい。「やってみる」ことが大事ですよ。
- なりたい自分(管理職像)に近い人物を特定する
(例:歴史上の人物、有名人、ドラマや映画の登場人物、漫画やアニメのキャラクター、先生、親、上司など) - 自分なりの決意の儀式を行う
(例:願い事が叶うと言われている神社などに行き、ある程度のお賽銭を入れて神様に決意表明する) - 自分自身をブランディングする
(例:管理職としてプラスになる資格を取得して自分に箔をつける) - 欲しい結果を期限付きで設定し、手帳やスマホなどで毎日見れるようにする
(例:3年以内に年収1,000万円、女性初の部門長になる) - 何度も繰り返し自分に「なる」と言い聞かせる
(例:お風呂で湯船に浸かりながらイメトレ、毎朝鏡に向かって「なる」と言う)
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ビジネスファッションにこだわる
管理職に見合う自分になるために、女性が仕事以外のところで取り組める効果的な方法をお伝え致します。
ずばり!
見た目を管理職らしく変えるという方法です。
楽しみながらすぐに取り組めて、かつ非常に効果的な方法でもあるので、ぜひ試してみてください。
ビジネスの世界ではファッションによる影響もかなり大きいのです。
心理学では、ビジネスファッションには次の2つの効果があると考えられています。
- ファッションで見た目を“それらしく”するだけで、仕事がデキる印象を与える効果が期待できる
- 自分自身の内面にも良い変化が起こりやすい
(例:パンツスーツを着用すると「カワイイ」より『カッコイイ』女性であろうとする等)
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【仕事ができる女性の外見】仕事できそうな見た目は「髪型・メイク・服装」でつくれる!
“いかにもキャリアウーマン”を意識する
あるアメリカの研究結果によると、女性管理職を募集して面接する実験をした結果、いかにもキャリアウーマンに見える女性の評価が顕著に高かったそうです。面接官の評価にファッションの影響があったことは想像に難くありません。
いかにもキャリアウーマンに見えるファッションを取り入れるだけで、管理職の資質があるかのように思ってもらえるのなら、一度は試す価値があるのではないでしょうか。
姿勢や所作も大事
見た目で重要なのはファッションだけではありません。
姿勢や所作(立居振る舞い)も“かなり重要”です。
パソコンで作業をしている時も背筋がスーッと伸びていて美しい、颯爽と歩く姿に余裕を感じる、落ち着きのある話し方とボディランゲージが一致していて説得力がある等、姿勢や所作の一つ一つが管理職としての印象をつくります。
ぜひ見た目を意識して“いかにもキャリアウーマン”に見えるよう試行錯誤してみてはいかがでしょうか。
これを機に転職しようと考えている方(重い責任から逃れたい方、管理職にはなりたくない方)や、新しい会社の管理職に応募しようと考えている方は、無料の転職サポートおすすめ一覧をチェックして自分に合った支援を受けることもご検討下さい。
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