こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のようなお悩みを抱えている人に役立つ内容となっています。
IT/Web業界で働く女性たちのリアルな悩みが知りたい
IT/Web業界で快適に働くための処世術を教えて欲しい
IT/Web業界で働く上で気をつけるべきことも事前に知っておきたい
自力で転職活動して「思っていた職場と違った…」と後悔する人が増えています。
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第1位「女性の割合が少ない」
IT・Web業界で働く女性が増えているとはいえ、まだまだ男性の割合が高い状況です。同じ部署に自分以外女性がいないということもあります。
そのため、「女性独特の悩みを相談できる相手がいない、自分の気持ちを十分わかってもらえない」という悩みを持つ女性も少なくありません。
結婚して子供がいる場合、育児や家事などの事情が分かっている同僚がいると、協力し合って仕事の調整ができたりしますが、男性ばかりの職場だと理解が得づらく、思うように調整できないと感じる女性も多いようです。
また、セクハラに悩む女性もいます。
対処法/解決方法「相談して協力を得る」
なるべく協力してもらえるように話すのがポイントです。感情的にならないよう気をつけ、「頼りになります、理解してくれて助かっています」という姿勢で伝えることを心掛けてみて下さい。
また、セクハラを受けたと感じたら必ず上司に相談しましょう。放置しないですぐ相談することが大事ですよ。
セクハラ対策
あいまいな態度を取っていると、気にしていない、あるいは逆に喜んでいると誤解されて、さらにエスカレートする可能性もあります。
感情的にならず冷静にはっきり「私はセクハラを受けていると思っています」と伝えると、たいていの場合はやめてくれます。普段の服装にも気をつけるようにしましょう。
第2位「残業が多い」
IT業界はもともと残業が多い傾向にありますが、特に納品前は徹夜作業や休日出勤などをせざるを得なくなります。トラブルが発生すれば休日出勤しなければならないこともあります。
特にITエンジニアとして働いている女性は、技術や能力が評価されて採用されているため残業が多くなる傾向があり、体がきつくても無理をして男性の同僚たちに合わせてしまうことも多いようです。
プライベートの時間も犠牲になりやすく、身体的にも精神的にもキツくなる傾向もあるため、事前に対策しておく必要があります。
対処法/解決方法「自分に合わせる」
周りに合わせて疲れ切ってしまうとパフォーマンスも下がりますし、重大なミスにつながる可能性もあります。
「体がしんどいので、自分の仕事が終わったら、帰っても大丈夫ですか?」とはっきり確認するようにしましょう。
対策「リフレッシュする」
会社がノー残業デーを実施しているなら、残業がない日に自分の好きなことをしたり、気心の知れた友達と会ったりして、心身ともにリフレッシュしましょう。
第3位「家庭との両立が難しい」
結婚や出産によってライフスタイルが変わると、家庭との両立が一気に難しくなることもあります。仕事も家庭もどちらもおろそかにしたくないという思いはあるものの、現実的にはかなり厳しいでしょう。
家庭以外にも、介護や地域社会で何かの役を任されていると、より負担が大きくなるので注意が必要です。
また、「休職してしまうと復帰は難しいのではないか」と考えて、どうしたらいいか悩む女性も多いようです。
対処法/解決方法「よりよい働き方について会社と話し合う」
どうしても社内で仕事をする必要がある、会社以外の場所で仕事をする環境を整えられない、セキュリティーの観点から作業に必要な情報を社外へ持ち出せないといった場合リモートワークはできませんが、そうでなければ事情を考慮して、自宅で仕事ができるように調整してもらえるかもしれません。
どうしても両立が難しい場合は、いったん退職してフリーランスのITエンジニアやWebデザイナーとして働くこともできます。
ある女性は退職後、在宅フリーランスとして働き始めましたが、家庭との両立ができるだけでなく、通勤時間も必要なく、満員電車のストレスもなくなり、精神的にも安定して仕事ができるようになったそうですよ。
出産や育児のために職場を離れてしまうと、「復帰が難しくなるのでは?」という不安があるかもしれません。
しかし、あるITエンジニアの女性は、自分の経験から、「そこそこの技術力があればしばらく離れても余裕でまた戻れます。在宅案件も増えているため子育てとの両立も全然いけます」と述べています。
IT企業の中には、出産したすべての女性が仕事に復帰しているところもありますよ。
対策「助けを求める」
家庭のことをすべて1人でこなすのは困難です。
夫に子供の面倒を見てもらったり、介護が必要なら親族や介護サービスの助けを借りるなど、実際的な方法で対処することを検討しましょう。
第4位「常にスキルアップが求められる」
IT業界は実力主義の業界なので、長く働きたい、年収をアップしたいと思えば、普段の勉強や新しい資格の取得なども欠かせません。また、IT業界の変化は目覚ましく、今得た知識が1年後には古くなっているということもあります。
こうしたことから日々の勉強が欠かせませんが、新しい知識についていけないと感じて離脱してしまう人もいます。また、学ぶ意欲はあるものの、残業が多くてなかなか時間を取れないという場合もあります。
対処法/解決方法「時間の壁を超える」
時間が取れない場合でも、オンラインやWebを利用すれば、時間の壁を超えることができます。
データベースやプログラミング言語など、いろいろな講座があるので、自分に合ったものを選択できるでしょう。
技術以外の知識を身につけたい場合は、マーケティングやビジネススキルなどの講座を受講するのもおすすめです。
対策「勉強会/講演会に参加する、資格を取得する」
勉強会に参加すれば新しいスキルを身につけることもできますし、仲間との会話の中で新しい発見をしたり、自分の悩みを解決したりすることもできます。
さらに、講演会に参加することによってスキルアップも図れます。講演会では、有名企業による取り組みや最新技術に関して、経験豊富なエンジニアから話を聞くことができます。
講演の後には交流会が開かれることも多く、IT業界の最前線で働く人たちとの交流を深め、さらにモチベーションを高めることができるでしょう。
人脈も広がるため、将来自分が独立したいと思った時に助けになることがあるかもしれません。
また、年収アップを目指すなら、勉強会/講演会に参加するだけでなく、一定の知識やスキルが身に付いていることを客観的に証明してくれる資格を積極的に取りにいきましょう。
第5位「座業が多いため体のトラブルが起きやすい」
IT・Web業界で働く女性の悩みランキングの第5位は、「座業が多いため体のトラブルが起きやすい」です。
基本、パソコンの前に座っての作業となるため、体を動かす仕事に比べると、健康面や美容面で何らかのトラブルが起こりやすいのは否めません。
ずっと同じ姿勢でいると、腰痛や生理痛がひどくなることもあります。また、目の疲れ、肩こりに悩む女性も多くいます。
対処法/解決方法「アラームを設定する」
仕事に集中していると、つい長時間座りっぱなしで作業を続けてしまうもの。スマホやアップルウォッチなどで1時間に1回のアラーム(振動通知)を設定しておくのがおすすめです。
また、冬にデスクワークをしていて下半身が冷えるという場合は、ひざ掛けなどを用意して保温対策をしましょう。
対策「便利グッズを取り入れる」
長時間座っていても疲れにくい対策を講じておきましょう。
おすすめは、自分の体重をうまく分散してくれる高機能クッションを使うことです。
快適にデスクワークができる人気のクッションもありますので、自分に合った負担軽減グッズを探してみて下さい。
また、長時間ノートパソコンを使うと前傾姿勢が続くため、体のトラブルにつながりやすくなります。
ノートパソコンスタンドを使うなど、便利な最新グッズを取り入れることも立派な対策になるでしょう。