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40歳の転職は無謀?休日もメールや電話が来る仕事中心の生活に疲れた、逃げたい…

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ぴよお

こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。

本記事は、次のようなお悩みや疑問にお答えする内容となっています。

仕事中心の生活に疲れた。逃げられるものなら逃げたい…

会社を辞めたい気持ちがMAX。でも立場上そうは言ってられない。

結局どうすることが自分にとって良いのか答えが出せない。

もうすぐ40歳、この年齢で転職するのは無謀?

【相談】会社を辞めたい、逃げたい…。でも、私を慕ってくれるスタッフたちや、期待をしてくれている会社や取引先を裏切るようで、なかなか転職する決心がつきません。

相談者:Y・Oさん(39歳・女性)

仕事中心の生活に疲れ、40歳を目前に転職を考えています。この年齢で転職はちょっと無謀な気もしますが…。

休日もクライアントや関係者からメールや電話が来るので休んでいる感覚はありません。でも、私は今一つの部門を任されていて、スタッフたちのサポートをする管理者としての責任があります。だから、泣き言をいっている立場ではないのもわかっています。

私の心が折れたらスタッフたちはどうなるのか、そんな心配もあって、私のところに来る依頼や相談事、あるいはクレームに至るまでなるべく私が引き受けて対応しようと何とかやってきました。

ただ、そろそろ私にも限界が近づいています。会社を辞めたい気持ちがものすごく強くなって、先日は今までほとんど使ってこなかった有給休暇を3日連続で取得し、仕事から離れるように、会社から遠ざかるように、身を隠すかのように職場の関係者とも距離を置く自分がいて、ハッとしました。

こうやって文字に起こしてアウトプットしてみると、結構私は追い詰められているのだなと感じます。でも、私を慕ってくれるスタッフたちや、期待をしてくれている会社や取引先を裏切るようで、なかなか転職する決心がつきません。

ここで辞めたら逃げるような気がして、私の仕事人生の汚点になってしまうのではないかと。。考え過ぎかもしれませんが、いろいろ悪いほうに考えてしまいます。

転職先を決めずに今の会社を辞めるなら裏切ったことにはならないかな?とか、親の介護などやむを得ない理由をでっちあげようか…等、自己保身の考えで浅はかなことをいろいろ考えたりして、結局、自分がどうしたいのか、どうすることが自分にとって良いのか、うまく答えが出せないでいます。

 

「WELLCAREER.lab」からのアドバイス

結論、40歳の転職は決して無謀ではありません。

なぜなら、40代女性の転職成功者を私はこの目で何人も見てきた(今も見続けている)からです。

【参考になる記事】
40代で事務職へ転職「未経験は難しい?受からない?」面接で自己PRすれば大丈夫!ポイントは3つ

 

自分あっての仕事人生

慕ってくれるスタッフや重要な取引先との関係、仕事上頻繁に発生するメールや電話への休日対応など、目の前のことに懸命に取り組む姿勢はとても素晴らしいと思います。しかし、止めどないブラックな状況に付き合い続けるのも違うと思います。

何よりも大事にして欲しいのは、自分の心身です。

元気がなければ、周りに心配をかけ不安にさせたり、物事を悪いほうにばかり考えてしまうものです。休日も働いて休んでいる気がしないようなブラックな職場は、むしろ逃げることが賢明ではないでしょうか。

 

堂々と逃げたらいい

多くの働く女性からご相談を頂きますが、もう少しで心が折れてしまうギリギリの状態になっているご相談者様ほど、「逃げちゃダメ」「逃げたらみんなに迷惑がかかる」「逃げたら顔向けできない」などと考え込んでいます。とことん真面目なのです。

「苦労は報われる」「石の上にも三年」など、“辛抱することが大切、諦めなければ成功する”というのは真実の部分もあると思いますが、それはあくまでも自分が元気だったらという前提の上に成り立つ話です。

「仕事に関わるあらゆるものと距離を置く自分にハッとした」というのですから、それは「逃げなさい」というサインなのでしょう。心身がおかしくなる前に逃げるのが賢明だと思いますよ。

「なんだか逃げるようで罪悪感が…」と言う人は少なくありませんが、他人がつくった会社に自分のライフポイントを注ぎ込み過ぎてはいけません。自分の意思で「逃げよう!」と決心したのなら、堂々と逃げたらいいのです。

 

上手に逃げるコツ

ただし、逃げるなら「立つ鳥跡を濁さず」を心がけ、関係各所に迷惑がかからないように努めましょう。
「立つ鳥跡を濁さず」
立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末をしていくべき。引き際は美しくあるべき、という戒め。
(出典:故事ことわざ辞典
同僚や取引先との人間関係というものは、退職すると消えてしまう部分もありますが、長い仕事人生では、どこでどんな縁でつながっているかわかりません。
転職後、前職の関係者と一緒に仕事をすることもありますし、以前に勤めていた会社がクライアントになるケースも珍しくありません。親の介護などやむを得ない理由をでっちあげるようなことは考えなくていいと思います。どこかでつながっているかもしれない人のご縁という観点では、自己保身のためについた嘘はマイナス要素になりかねません。
逃げることは全く問題ありませんが、上手に逃げることを心がけて下さい。

 

逃げ先は事前に確保する

「転職先を決めずに今の会社を辞める」という発言がありましたが、それはオススメしません。やむを得ない場合を除き、可能な限り逃げ先を確保してから辞めるよう努めましょう。
とはいえ、ほとほと疲れ切って心身がボロボロの状態になってからですと、事前に逃げ先の確保をするだけの気力や体力が失われてしまいます。とりあえず辞めて元気になってから仕事を探すという難易度MAXの転職活動は、できることなら避けたいものです。
そのためにも、まだ余力が残っている今のうちに転職活動を始めるのが賢明ではないでしょうか。

 

「逃げたい」は原動力でもある

キャリア(就職、転職、再就職、起業、働き方、生き方)に限らず、結婚や引っ越しなど、人間が人生の選択・決断をする時は、ポジティブなきれいごとだけではないものです。
「自分の能力を試してみたい、キャリアアップしたい」という前向きな気持ちも、「もう無理、逃げたい…」という後ろ向きな気持ちも、どちらもあるのが正常な人間です。
「逃げたい」という気持ちは一見すると“負の感情”のように思えますが、キャリアチェンジするための原動力でもあるのです。

 

自分の人生を操縦するのは自分

キャリア選択において、逃げる逃げないは問題ではありません。
一番大事なことは、自分自身の意思で決定すること。そして、その結果を受け入れることです。
会社や人のせいにせず、自分自身の意思で決定したことであれば、転職後に課題が発生してもどうにか対処していけるものです。
この機会に改めてじっくり自分自身と向き合い、自分がどうしたいのかをはっきりさせましょう。

 

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