こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のような悩みや疑問にお答えする内容となっています。
働く時間を調整しやすい仕事の探し方を教えて欲しい
短時間勤務制度の注意点は?
フレックスタイム制とは?
時短勤務できる企業に転職したい、どうすれば…
【本音】女性が転職や再就職を希望する理由
女性が転職を希望する理由は、「今の仕事にやりがいを感じない」「自分の能力を十分に生かせない」「給料に不満がある」「昇給の見込みがない」「昇進の機会がない」「人間関係がうまくいかない」「男性が評価されやすい」などが主な理由です。
その他には「休日が少なく残業時間が多い」など、私生活とのアンマッチな状況が転職を後押しすることも多いです。もちろん、「もっと仕事の幅を広げたい」「スキルアップしたい」といったポジティブな理由で転職を考える女性もいます。
女性が再就職を希望する理由としては、内閣府の男女共同参画局の調査によると、「収入を得る必要が生じた」という理由が最も多く、その他には「知識や技能を活かしたい」「社会に出たい」「健康を維持したい」などが目立っています。
女性の転職難易度は?年代別にチェック!
〜20代前半
20代前半の応募者に経験が少ないことは採用担当者も承知しているので「社風に順応できる柔軟性やポテンシャルがあるか」が重視されます。そのため、異職種であっても転職できる可能性は高いです。
20代後半〜30代
20代後半になると「年齢相応の経験とスキルがあるか」を求められ、30代になると「会社の即戦力として働けるかどうか」がポイントになります。30代の女性が未経験の職種に転職するのは、不可能ではありませんが、ハードルはかなり高いと言えるでしょう。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次のような悩みや疑問にお答えする内容となって[…]
40代〜
40代になると転職が一気に難しくなる傾向にあります。なぜなら、中長期的にキャリア形成を図る観点から、応募条件に40歳くらいまでの年齢制限を設けている企業も少なくないからです。
一方、応募条件に年齢不問とあっても、企業側が必要としているスキルや経験が応募者側にない場合は、採用されるのはかなり難しくなります。
厚生労働省は、採用において、原則「年齢を不問としなければならない」と定めています。ただし、例外事由もあり、中長期的にキャリア形成を図る観点での募集ターゲットに「40歳まで」とすることは法的に問題ありません。一方、あくまでも企業側は目安として提示しているだけであり、40歳を超えても応募は可能です。
いずれにしても、どの年代であっても重要なのは「今の自分自身の市場価値を正しく認識しつつ、自分に合った転職先を選ぶこと」です。とはいえ自力だけでは“かなり難しい”ので、プロの支援を受けることを推奨します。
数字で見る再就職の実態「女性の再就職は難しい?」
20歳〜54歳の子供を持つ女性を対象に行われたアンケート調査によると、出産後の再就職率は52%で、そのうち正社員比率は僅か8%となっています。
全体の平均再就職率が71.8%であることからも、子供がいる女性の再就職は難易度が高いと言えるでしょう。
特に小さい子供がいると採用されにくい傾向があります。その要因は、子供の体調不良や学校行事などで早退や遅刻、欠勤などが発生する可能性が高いと企業側に判断されてしまうからです。
また、再就職したくても子供を預ける先が見つからないために就職活動さえできないケースもあります。
子供の問題がない場合であっても、ブランクがあると(前職を退職してから長い期間が過ぎていると)再就職は簡単ではありません。
他にも、介護しなければならない家族がいれば、勤務できる時間は短くなり、急な残業や夜遅い勤務に対応できないため再就職が難しくなることがあります。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 働き方改革も進み、年々残業時間が減っている企業も多いで[…]
働く時間を調整しやすい仕事の探し方
諸事情があって働ける時間に制限がある人は、働く時間を調整しやすい仕事(職業・職種)を探す必要があります。
最近はフレックスタイム制を採用している企業が増えています。
【フレックスタイム制】
一定期間の中の総労働時間の範囲内で、始業と終業の時間を従業員自身が決められる制度。(出典:Wikipedia)
フレックスタイムで働ける職種は?
ピンポイント(職種)でお伝えするなら、企画職やデザイナーなどはフレックスで働いている人が多いです。仕事上、本人の裁量で仕事の効率を上げられる性質を持っているからです。
同様の性質を持っている職種であればフレックスで働ける可能性が高いとご理解下さい。
フレックスタイムで働ける企業を見つけるには
テレワークには、自宅で仕事をする在宅勤務と、移動先や外出先で働くリモートワーク/モバイルワーク、メインオフィス以外に設置されたオフィスで働くサテライトオフィス勤務などがあります。
代表的なテレワーク可の職種としては、パソコンを使用して1人でも仕事を進めることができる事務系の職種や、インターネット環境とパソコンがあれば仕事ができるWebデザイナーやライターなどのクリエイティブ職、オンラインを活用して契約まで完結できる営業職などがあります。
いずれにしても、企業のテレワーク実態を把握しなければなりません。やはり、プロの支援を受けて、求人票やホームページなどからでは絶対にわからない内部情報をつかむことが重要です。
理想の時短勤務が叶う優良企業を自力で見つけるのは“かなり難しい”です。
不可能ではありませんが、相応の時間と労力、何よりコネクションが必要でしょう。
なるべく早く自分の希望に合った仕事に就きたい方は、無料の転職サポートおすすめ一覧をチェックし、自分に合ったサービスの利用をご検討下さい。
プロの支援を受けて、応募先の実態(求人票やホームページなどからは絶対にわからない内部情報)を把握することが成功の秘訣です。
短時間勤務制度の注意点
厚生労働省のサイトには「短時間正社員制度導入企業事例一覧」が掲示されており、製造業、医療・福祉、金融・保険業、情報通信業など様々な業種があります。(※実態把握のためにどんな事例があるのか一度チェックしてみて下さい)
時短勤務の求人が見つけやすい業種と職種
時短で働ける職種は限定されていませんが、比較的見つけやすいのは販売です。特に女性スタッフの多いデパートや百貨店など、女性が働きやすい環境を目指している職場ほど時短勤務可の求人が多くなっています。
また最近は、コールセンターの時短勤務案件が増えてきています。直接会って営業する機会が減り、電話などでヒアリングをしたり、商品やサービスの案内をするインサイドセールスの需要が増えているのも要因です。
今回ご紹介した時短勤務で働ける業種や職種はほんの一例にすぎません。今の時代にマッチした働き方に合わせて企業側もどんどん変化しています。それだけ時短勤務を歓迎する企業も増えています。
ぜひ多くの企業情報を入手して自分の希望に合った時短勤務を目指して下さい。
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