こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のような疑問にお答えする内容となっています。
第二新卒とは何歳まで?どのような人を指すの?
第二新卒者の転職理由で多いのは?
新卒の就活と第二新卒の転職活動はどう違うの?
企業側は第二新卒者をどう思ってるの?
第二新卒の転職を成功させる秘訣は?
第二新卒向けのおすすめ転職サイト&転職エージェントは?
すでに転職の意思が固まりつつある方は、下記もチェックしてみて下さい。
第二新卒は何歳まで?「どのような人を指すのか」
短大や専門学校などの卒業者も該当し、高校卒業者は21歳頃まで、4年制大学卒業者は25歳頃まで、大学院卒業者は27歳頃までの期間を第二新卒の目安としている企業が多いです。
明確に定められた基準はないものの、おおよその目安がこの時期とされています。
ただし、これはあくまでも一般的な目安で、企業ごとに第二新卒者の基準は異なるため、希望する転職先の企業が見つかった際に求人欄にて詳細を確認する必要があります。
また、転職の際に第二新卒募集と記載がない場合でも、中途採用枠として条件を満たすことができれば応募は可能です。
第二新卒を積極的に採用する企業もありますので、転職を希望する際は十分にリサーチをしましょう。
第二新卒の転職理由
その他には、労働時間や休日などの労働条件が悪いことがあげられ、約14パーセントとなっています。
また、収入に関しても思ったより少ないと感じ転職を決める人も約13パーセントいます(令和3年6月現在)。
いずれにしても、第二新卒が転職を決める理由の大半が「労働環境の問題」をあげているのが実態です。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次のような悩みや疑問にお答えする内容となって[…]
新卒と第二新卒の就職活動の違い
新卒の就職活動の特徴
新卒の就職活動は、学校の在籍中に何社もの企業の就職説明会などに出向き、希望する企業全てに応募をします。第一希望から順に内定を勝ち取るまでの並々ならぬ努力と労力を費やす人もいます。
新卒は基本的に新卒枠での採用となるため、枠に限りがある場合が多いですね。採用人数が企業ごとに決まっていて、競争率の高い企業では倍率もかなり高くなります。採用チャンスを広げるためにも、数を打つ(たくさんの企業に応募する)ことも必要になります。
第二新卒の転職活動の特徴
第二新卒の場合は、中途採用と同様の採用フローとなります。そのため、求人サイトや企業のホームページなどから希望する求人を見つけ、条件などを確認したうえで自ら応募するのが基本です。
一般的な流れとしては、まず書類選考を通過した後に一次面接を受け、合格者は二次・三次面接へと進み(※企業により異なります)、最終面接で見事合格となった場合に採用となります。
転職の入り口ともいえる「選考」を突破しやすくするためには、転職サポートのプロ「転職エージェント」を活用することです。
無料なのでサポートを受けない理由はありません。
第二新卒は、即戦力の中途採用やキャリアアップ転職組と同様の流れになるため、自分自身で選考や面接に挑む必要があります。
転職エージェントの推薦を受けることで書類選考などが通過しやすくなりますので、ぜひ活用しましょう。
自力で転職して1ヶ月もしないうちに「思っていた職場と違った、辞めたい…」と後悔する人が増えています。
プロの支援を受け、事前に応募先の実態(求人票やホームページなどからは絶対に収集できない内部情報)を把握することが肝心です。
これから転職活動を始めようと考えている方は、【無料】転職サポートおすすめ一覧をチェックして自分に合ったサービスの“複数利用”も検討してみて下さい。
無料の転職支援サービスおすすめ一覧 転職や再就職、あるいは副業への挑戦やフリーランスへの転身など、自分のキャリアを決定する時は、一人で突き進まないことが賢明です。 自力で闇雲に転職活動した結果、「思っていた職場と違った…」「[…]
企業側は第二新卒をどう評価しているか
新卒採用後3年以内という短い期間で退職したことが転職にマイナスの影響をおよぼすのではないか、と考える第二新卒は結構います。
しかし実際はそんなことはありません。第二新卒者を「厳しい入社試験や倍率を突破して企業に就職した経験のある優秀人財」と捉え、積極的に採用する企業が非常に多いのが実情です。
一度社会に出た経験を活かし、新たなキャリアアップのために転職を選択した意欲ある人財として、企業は第二新卒のポテンシャルを高く評価しているのです。
第二新卒で転職するメリットとデメリット
一方、新たな職場での再スタートは何かと戸惑うことが多くて相応のエネルギーが必要になる点が、強いていえばデメリットと言えるかもしれません。
基本的なスキルやビジネスマナーが身についていると思われていることも多く、できて当たり前と言わんばかりに高いスキルを求められることもあります。
選考の際は自身のアピールポイントを正確に伝え、できないことは素直に認めて努力する旨を謙虚に示しましょう。とにかく最初が肝心ですよ。できて当たり前がスタートラインになると苦しいので気をつけて下さい。
第二新卒の転職を成功させるポイント3つ
(1)自分自身を棚卸しする
新卒の就職活動とは違い、一度社会に出た経験を活かすことができるのが第二新卒の強みでもあります。
まず、下記を参考に自分自身の棚卸しをすることから始めてみて下さい。
これまでの経験や身に付けてきた知識・技術などを整理する
なぜ転職するのか、転職する目的をはっきりさせる
自分が本当にやりたいことについて改めて考えてみる
自分の強みや得意なことを活かせる仕事は何か分析する
転職でどうしても譲れない条件を明確にする
(2)刺さる自己PRで失敗しない転職を
多くの応募書類を添削してきた私が実体験から「効果あり」と思う自己PRの書き方をお伝え致します。
次の4ステップで進めてみて下さい。
- 自分の仕事観や仕事に対する信条をはっきりさせる
- 応募した企業の理念や経営方針を理解する
- 理念や経営方針のどんな点に自分が共感・共鳴しているのか考え、自分の仕事観や信念と結びつけて説明する
- 応募した企業で自分が即戦力になれる理由を、自分の経験や実務能力と結びつけて主張する
④については、自分自身の棚卸しをすることでスムーズに答えを作成できるはずです。
①〜③については、たっぷり時間を取って取り組みましょう。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 転職活動の応募書類には、履歴書や職務経歴書、エントリー[…]
(3)転職活動をタイムマネジメントする
自分で決めたことをスケジュール通りにやり遂げるという社会人に求められる計画性を、転職活動でも忘れてはいけません。
転職活動をタイムマネジメントし、期限付きでスケジュールを立てて取り組みましょう。
在籍中に転職活動をする場合は、下記3ステップを参考に、現状を把握して逆算しつつ計画を立てて下さい。
- 現職の退職日、あるいは有給休暇を使い切る最終日を把握
- 転職先の入社予定日(ゴール)を設定
- ゴールに向けて転職活動スケジュールを立てる
離職中の場合は、いつからいつまでにどこまで進めるかを定めて活動すると効率的ですよ。
いずれにしても、転職活動はズルズル・ダラダラ取り組まないように努めて下さい。集中してチャンスを掴みにいく姿勢が大事です。
第二新卒向け転職サイト&転職エージェントおすすめ3選
自分ひとりの力を過信せず、その道の専門家・プロのサポートも受けながら、新しいチャンスを掴み取って下さい!