こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のようなお悩みを抱えている薬剤師の方に役立つ内容となっています。
20代薬剤師たちのリアルな悩みが知りたい
20代薬剤師が快適に働くための処世術や対策を教えて欲しい
転職を考えているのでヒントや参考になる情報を得たい
初めての薬剤師転職は特に失敗しやすいのでご注意下さい。転職先の情報不足が主な原因です。
「思っていた職場と違った…」と後悔しないように、プロの支援を受け、事前に応募先の実態(求人票やホームページなどからは絶対に収集できない内部情報)を把握することが肝心です。
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第1位「人間関係がうまくいかない」
少人数の職場で働いていて上司や先輩との関係がうまくいかないとかなりのストレスになります。
特定の先輩からキツく当たられたり、上司に理不尽に怒られたり、質問しても無視をされたり、と気力を奪われる状況も生じ得ます。
人間関係の問題は20代に限らずあるものですが、20代の新人は経験も浅く、年下である場合が多いため、イライラをぶつけられやすいということもあるでしょう。
また、特に冷たくはされなくても、同僚の輪に入れなくて居心地が悪いと感じることもあるかもしれません。
【対処法/解決方法】信頼できる先輩に相談
先輩たちも新人の頃、似たような経験をしているかもしれません。
自分だけで悩んでいると負のスパイラルに陥りがちですが、誰かに相談することで、解決の糸口が見つかったり、視野が広がってうまく対処できるようになることがあります。
【対策】直属の上司に報告/相談
上司はそれぞれの該当者と面談して、解決策を示してくれるかもしれません。あるいは、勤務シフトや配置転換など、環境を調整してくれる場合もあります。
また、上司に相談する時は感情的にならないよう気をつけて下さい。
「いつ・どこで・だれと・どのようなことがあったのか・仕事にどんな支障が出ているのか」など、メモを用意しながら相談すると冷静かつ論理的に相談することができるでしょう。
ハラスメントのようなひどい行為を受けている場合は、録音したレコーダーなどが用意できるとベストです。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次の3つの悩みを解消するのに役立つ内容となっ[…]
第2位「仕事にやりがいを感じない」
どんなことにやりがいを感じるかは人それぞれ違います。
例えば、薬局薬剤師としてお客様と丁寧に向き合いたい気持ちが強い人が、処方枚数が多くてそれが十分にできないと、やりがいを感じられないものです。
他にも・・・
- 薬剤師としての仕事よりも事務作業がほとんどである
- 処方箋も調剤業務もやることが毎日あまり変わらない
- 薬剤師としてスキルアップしたいが教育システムがなく成長できない
など、人それぞれ様々な理由でやりがいを感じなくなっているようです。
【対処法/解決方法】肯定的な意味を見出す
「事務作業が多い、調剤業務が限られている」という毎日は、薬剤師にとってあまり理想的だとは思えないかもしれません。
しかし、それが患者さんのためになっている大事な業務であることも事実です。
自分が今していることに肯定的な意味を見出して気持ちを切り替えるよう努めましょう。
【対策】資格取得や転職も検討する
もっと知識を深めたい、専門性を向上させたと思うなら、専門薬剤師や認定薬剤師などの資格取得を目指すことも可能です。
転職する場合は、総合病院や大学病院へ転職すれば、様々な薬を取り扱えるため専門性も高まります。
ドラッグストアへ転職すれば、医薬品以外の介護商品、健康食品などに関する知識も広がるでしょう。さらに、接客を通して商品の提案スキルなども磨くことができます。
企業へ転職すれば、開発職や企業内診療所、品質管理などの部門で働き、薬や疾患以外のスキルを身につけることもできます。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 [word_balloon id="4" size="S" p[…]
第3位「労働条件に不満がある」
20代薬剤師の悩みランキングの第3位は、労働条件に不満があるというものです。
とはいえ、同世代の平均年収と比べると「やや高い」傾向があるため、収入に対する不満はあまりありません。
労働条件に関する不満としては、「休みが取れない、残業が多い、業務内容が過酷」などがあります。
また、「定期昇給がない、有給を消化できない」といったことも不満の原因になっているようです。
病院薬剤師の場合は、勤務時間外の勉強会や当直などで時間が取られる割に「年収が低い」という不満を持つ人もいます。
薬剤師が活動するフィールドによっても労働条件が異なるため、対策を講じるにしてもなかなか難しいと感じるかもしれません。
【対処法/解決方法】働くことの本質を捉える
仕事が忙しい場合は、忙しさの原因を考えてみることです。
原因がわかれば、いかにして原因を取り除くか、一緒に働く仲間や上司を巻き込んで解決できるかもしれません。あるいは、自分たちの仕事をもっと効率的にできないか、工夫してトライすることもできるでしょう。
病院薬剤師で仕事の割に年収が少ないと感じたら、病院薬剤師として働く価値を思い起こすといいかもしれません。
医師や看護師と1つのチームになって働く高い貢献性があることはもちろん、臨床医療・チーム医療に加わることで、自分から処方提案や意見を提出する機会が得られることもあります。
ハイリスク薬などを含め、調剤薬局では扱えない様々な薬も扱えます。救急救命業務、治験業務に携われるのも、病院薬剤師ならではの経験です。
また、病院薬剤師は初任給は低いですが、定期昇給があるため、長く勤務すれば給料はだんだんアップしていく傾向があります。
【対策】提案型の人財になる
仲間や上司の力を借りながら少しずつ改善することが大事です。
「充実しつつも時間にゆとりを感じられる労働環境をつくる!」と職場の全員が同じベクトルを向けば、徐々に整っていくものです。
いろいろと工夫してみたものの改善されず、心身のコンディションにかなりの影響が出ている場合は、転職をすべき時と考えるのが賢明でしょう。
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第4位「薬剤師に向いていないのではと感じ始めた」
念願の職場で働けるようになったものの、度々ミスをしてしまって周りに迷惑をかけてしまう、機械の操作にてこずる、処方箋の読み方に慣れない、先輩の仕事のスピードについていけないといったことで、「自分は薬剤師に向いていないのではないか」と感じ始めることがあります。
また、疑義照会になかなか自信が持てないということもあるかもしれません。
【疑義照会】
医師の処方箋に疑問や不明点がある場合、薬剤師が処方医に問い合わせて確認すること(出典:コトバンク)
電話して医師に怒られないだろうか、疑義内容は間違っていないだろうかといった不安がストレスになることもあります。
【対処法/解決方法】キャリアの悩みは身近な先輩に相談
仕事でミスをすることは誰にでもあることで、経験が浅ければなおさらです。
先輩たちもそのような時期を通ってきたわけなので、あまり深刻に考えないことが大事です。
先輩に相談すれば、新人当時の失敗談やどのように対処したかを聞ける場合もあります。キャリアの悩みは、まず身近な先輩に相談してみるといいでしょう。
その上で、プロのキャリアコンサルタントに適職診断をしてもらうなど、自分の納得いく答えを探すのも一つの方法です。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 この適職診断を受けると、次のようなお悩みを解消する効果[…]
【対策】ミスを減らしながら慣れていく
ミスをしてしまったら、どうしてミスをしたのか、原因を明らかにして同じミスをしないよう対策を考えることが大事です。
機械の操作や処方箋の読み方などは、慣れるまでに時間がかかると割り切ることも必要でしょう。
第5位「服薬指導がうまくできない」
薬剤師は患者に対して服薬指導を行いますが、これがうまくいかなくてストレスになることがあります。
薬に関する知識があっても、コミュニケーション能力に欠けると患者からの情報をうまく聞き出せず、薬歴に何も書けないということも生じます。
患者さんを怒らせてしまってそれがトラウマになり、ますますうまくいかなくなることもあります。
【対処法/解決方法】相手の立場に身を置く
服薬指導を一方的な説明で終わらせてしまうと、患者には不満が残るかもしれません。
「まずは患者の話をよく聞き、丁寧に答えて差し上げる」というプロセスを踏むことが大切です。
ただ、あまり詳しすぎる説明は相手によっては負担に感じるので、状況を見ながらお伝えする内容を調整する必要もあります。
薬の袋の文字を指しながら説明したり、少し大きめの声でゆっくり話したりといった気遣いも忘れないことです。
いずれにしても、相手の立場に身を置いて話をするということが大事ですね。
【対策】多方面から情報を集める
患者をよく知るという点では本人の話をよく聞くことも大事ですが、その患者と常に接している看護師とコミュニケーションを図って、情報を取り入れることも重要です。
在宅医療の現場であれば、ケアマネージャーに聞くこともできるでしょう。
患者への理解を深めるほどにコミュニケーションがスムーズになり、服薬指導もうまくこなしていけるようになります。
薬剤師30代・40代の悩みもチェック!
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