薬剤師の転職は履歴書が9割！書類選考の通過率が上がる志望動機の書き方と例文集

2022年4月30日
薬剤師

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ぴよお

こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。

本記事では、転職検討中（または転職活動中）の薬剤師に向けて「志望動機の書き方と例文集」をお届け致します。

1 【履歴書の書き方】5つのポイント
2 【薬剤師転職】志望動機の例文8選
3 【まとめ】薬剤師の転職は履歴書で決まる！

【履歴書の書き方】5つのポイント

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履歴書の内容が成否を大きく左右しやすい薬剤師の転職では、面接官の心に響くような応募書類を作成することが重要です。

まずは、履歴書の書き方「5つのポイント」を押さえておきましょう。

その職場を希望する理由を明確にする
採用基準を満たす人物であることをアピールする
他の応募者との差別化に努める
自身の長期的なキャリアとつなげる
長く働ける意思表示をする

1. その職場を希望する理由を明確にする

履歴書の書き方1つ目のポイントは、他ではなくその職場を希望する理由を明確にすることす。

どこでもいい（どの薬局でも、どのドラッグストアでも、どの製薬企業でもいい）のだろうと思われてしまうと、採用される可能性が低くなります。

一方、その応募先一択であることをアピールできれば、採用される可能性は大きく高まるはずです。

2. 採用基準を満たす人物であることをアピールする

履歴書の書き方2つ目のポイントは、応募先が求める人物であることをアピールすることです。

改めて応募要件を確認し、求められている保有資格や経験・実績を正しく把握して下さい。

その上で、それらを満たす人物であることを説明し、即戦力になれる点を強調しましょう。

3. 他の応募者との差別化に努める

履歴書の書き方3つ目のポイントは、他の求職者との差別化をアピールすることです。

ただ応募要件を満たすだけでなく、「他にもこんなことができます！こんな経験があります！こんな資格も持ってます！」という点をアピールすることで差別化に努めましょう。

採用基準を満たしつつ、さらなるポテンシャルも期待できるなら、面接官は前向きにあなたを採用したくなるはずです。

4. 自身の長期的なキャリアにつなげる

履歴書の書き方4つ目のポイントは、自身の長期的なキャリアにつなげることです。

その会社で働くことが「自分のキャリア形成にとって不可欠である、大きなメリットがある」という点をアピールしましょう。

5. 長く働ける意思表示をする

履歴書の書き方5つ目のポイントは、ライフステージが変化しても長く働ける点をアピールすることです。

「ライフステージが変わっても大丈夫」という点を強調するのがポイント。「結婚したら辞めてしまうだろう、介護との両立は厳しそうだ」など、すぐ辞めそうだと思われないように、長く働く覚悟があることを伝えましょう。

【薬剤師転職】志望動機の例文8選

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ここからは具体的な志望動機の例文をタイプ別でご紹介します。

ただし、例文をそのままコピペするのはNGですよ。自分の言葉にアレンジして表現しましょう。

1. 調剤薬局に転職したい方

1-1.「経験者です」は強い

これまで調剤薬局ひと筋で働いてきました。以前の職場では、毎日多くの処方箋に対応しており、忙しい職場で働くことに刺激を感じておりました。転職を希望した理由は、自宅に近いロケーションで働くことで、家庭や育児と仕事の両立がしやすくなると考えたことと、調剤業務が大好きなので、これまでの経験を生かして、更にスキルアップしながら経験値を高めたいと考えたためです。今後もずっと、薬剤の仕事に関わっていきたいと思っています。

1-2.「地域に根差す、定着」も大切な要素

以前は一般病院の薬局で働いていました。幅広い分野で調剤業務をすることで、経験値とスキルを積むことができました。一般病院での経験を生かしながら、地域密着型の調剤薬局での経験も積みたいと考え、御社へ応募させていただきました。患者様一人一人とコミュニケーションを取りながら、薬剤のプロという立場から地域社会に貢献したいと考えております。地域に根ざした働き方をすることで、地域と共に成長していきたいです。

2. ドラッグストアに転職したい方

2-1.「コミュニケーション好き」をアピール

これまでは調剤薬局で働いてきました。服用説明などで接客する機会はありましたが、市販の医薬品も含めて、患者様にピッタリのお薬を紹介したいと考えたことが、職場を変えようと考える動機となりました。また、私は人とコミュニケーションをとることが大好きです。もっと患者様とコミュニケーションを取りながら、薬学を学んだ立場で社会へ貢献したいと考えております。御社で働くことで、地域社会への貢献もできると思っています。

2-2.「調剤以外の業務にも携わりたい」とアピール

普段からドラッグストアが大好きで、足しげく通っております。好きな職場空間でこれまで培ってきた薬剤師としての経験やスキルを生かして働けるという点と、店内での在庫管理や接客業務にも携わることができれば、幅広い経験値やスキルが身につけられるのではないかと考えております。患者様の悩みや質問に丁寧に対応し、ニーズに応じた適切な医薬品を紹介することが、私にとっては理想的な働き方だと思っています。コミュニケーション重視で、患者様に笑顔と健康を提供したいです。

3. 病院に転職したい方

3-1. 自身の経験や長所と結びつけてアピール

小学生の時に病院へ長期入院したことがあり、スタッフの方々に親切にして頂いたことが、大人になった今でも大切な思い出となっております。これからは私が薬剤師という立場で、病院に入院したり外来で足を運ぶ患者様へ恩返しをする番だと考えております。それが貴院で働きたいと強く思った動機です。体力には自信がありますし、ハードワークにも慣れております。多忙でもミスをせずに調剤業務を行い、貴院で働くスタッフの一員として患者様へ貢献したいです。

3-2. 目指すキャリアと意欲をアピール

これまでは調剤薬局で働いていました。大きなやりがいや充実感を感じていましたが、もっと幅広い分野や診療科目で調剤業務に携わりたいと考え、貴院で働くことを希望いたしました。将来は、薬学のプロとして、チーム医療にも携われるような頼られる人材になりたいです。そのためには、今の自分にとって必要なスキルを学んだり、経験値を高めることは、とても重要であると考えています。多くの先輩方からご指導を受けられる教育環境がある点についても感謝しつつ、今からワクワクしております。

ぴよお

病院への転職を成功させるにはプロの支援を受けることを推奨します。

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4. 企業に転職したい方

4-1. 最先端医療や新分野への熱い思いをアピール

一般病院や調剤薬局での調剤業務の経験があります。幅広い診療科目の調剤業務を経験したことで、薬剤への興味や関心がさらに高まり、より最前線の医療に携わりたいと考えるようになりました。御社で働くことで、これまで培ってきた薬剤の知識やノウハウを最大限に生かしながら、企業と病院、そして患者様との橋渡しができる人材になりたいと思っています。新薬の開発にも興味がありますし、新しい分野でのお役にも立ちたいです。

4-2. コミュニケーション力をアピール

病院や調剤薬局での経験で学んだことは、調剤に関するスキルや知識はもちろんですが、患者様とのコミュニケーションがとても重要だという点です。コミュニケーションを重視することによって、調剤した薬剤がどのような効果を発揮しているかフィードバックを頂けますし、患者様の新たなニーズや心配な点を探ることもできます。コミュニケーションを重んじる社風と、高い専門性を生かせる御社で働いてみたいと考えました。