こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のような悩みや疑問を解消する内容となっています。
派遣薬剤師の給料っていいの?(主要都市別で教えて!)
派遣薬剤師で働くメリットとデメリットは?
どんな人が向いてるの?向いてない人は?
派遣薬剤師の時給相場「東京」はいくら?
「東京23区内」と「東京23区外」の地域を比べると、「東京23区外」のほうが少し時給が高い傾向にあります。
例えば、東京都品川区のある調剤薬局の求人では、時給2,300〜2,500円程度となっています。
一方、多摩・八王子エリアのある調剤薬局では時給2,700円程度、国分寺・立川エリアのある調剤薬局では時給2,700〜3,050円程度の求人もあります。
ただし、就業曜日、就業時間帯、経験等によって異なるため数字に幅があることは予めご理解下さい。
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派遣薬剤師の時給相場「大阪」はいくら?
大阪府には薬学部のある大学が複数校あることもあり、人口10万人に対する薬剤師の人数は全国平均を上回っています。
都市部で働くことを希望する人が多いため、都市部では「需要<供給」の状態が続いており、その影響で給料が低めになっています。
具体的には、大阪市生野区のある調剤薬局では時給2,500〜2,700円程度、羽曳野市のある調剤薬局では3,000〜3,200円程度、堺市のあるドラッグストアでは3,000〜3,200円 程度の求人もあります。
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派遣薬剤師の時給相場「福岡」はいくら?
わりと高い時給相場に思えるかもしれませんが、福岡県は「需要<供給」の状態が続いているため時給は低い傾向にあります。
中でも、福岡市内の時給はより低めです。薬学部のある大学がいくつかあり、卒業後そのまま就職する学生が多いため人財に困らないことが背景にあります。
北九州市も福岡市並みに働きたい人が多い人気エリアですが、福岡市よりも人財が集まりにくいため、福岡市に比べると時給はやや高めに設定されている傾向があります。
さらに、在宅医療に力を入れている地域も多く、時給の高さにつながっているようです。
具体的には、福岡市中央区のある調剤薬局では2,500円程度、北九州市では2,600〜3,500円程度、大牟田市では3,000〜3,200円程度の求人もあります。
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【地域別の時給相場】大都市/地方都市/過疎地域で比較
地方都市では薬剤師を確保するために様々な工夫をしていて、引っ越し手当を手厚くしたり、寒冷地では寒冷地手当が支給される場合もあるんだ。
さらに、事業主としては大都市より固定費が抑えられるから、その分を薬剤師の給料に還元できたりもするんだよね。
うん。ただ、ここ数年で薬局やドラッグストアの店舗数がグングン増えているので、ひと昔前よりは見つけやすくなっていると思うよ。
全国展開する大手の薬局やドラッグストアがある地域では、月に数万円程度の地域手当が支給される場合もあるから運良く見つかればラッキーだね。
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派遣薬剤師で働くメリット
また、収入面と同じくらいメリットを感じられるのは、◎勤務条件が比較的柔軟であることだと思います。
勤務時間が「半日だけ(3〜4時間程度)OK」、勤務日数が「週1日からOK」など、自分のペースで働きやすい求人が多いのは嬉しいですよね。
他にも、契約した条件(勤務時間や勤務日数など)が守られながら働けるため、基本的には◎サービス残業がないことや、正社員と違って◎職場を変えやすい(更新の際に申し出ることができます)など多くのメリットがあります。
派遣薬剤師で働くデメリットとは
2020年4月に労働者派遣法が改正され、正規雇用者と比べて福利厚生等の不合理な差は禁止されています。
ただ、派遣社員の場合は、有給休暇の申請先が派遣先ではなく派遣元になることや、派遣先が変わったら有給休暇は引き継がれるのかなど、注意して確認しておく必要があります。
△派遣の仕組みに慣れるまでちょっとわかりにくいことはデメリットかもしれません。
最も大きなデメリットは、正社員と違って△いつ仕事を失うかわからないことでしょうか。正社員を募集しても応募がないために派遣の求人を出している事業主も多いため、正社員で雇用できる人財が見つかってしまうと、派遣契約の更新ができなくなる可能性もあります。
また、△求人数が減りやすい時期があることもデメリットと言えるでしょう。特に「夏」は仕事がなかなか見つからないことも珍しくありません。
他にも、派遣の場合は即戦力が求められるため、△未経験の場合は時給が若干下がってしまうこともあります。
まとまった金額のローンを組みたい時など、社会的信用を求められるケースでは、派遣であることがマイナスになることもあります。とはいえ、そういう事情もなく、本人が気にしなければデメリットにはなりません。
派遣薬剤師に向かない人は?
派遣社員でエリアマネジャーなどのポジションに抜擢される確率はかなり低いです。マネジメントに興味がある方や、昇進・昇給を希望される方は、正社員としてじっくり働いて経験を積むのがベストでしょう。
同じ職場で長く働きたい方も、派遣の働き方は向きません。派遣社員は一時的に必要な状況で雇われることが多いため、同じ職場で長期的に働くのは難しいのが実情です。
もちろん途中で正社員に誘われることもありますが、多くの場合は、その派遣先で契約更新ができず、次の派遣先へ移る短期ケースが多いです。一つの職場で安定的に働くことを重要視する方には向かない働き方と言えます。
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派遣薬剤師に向いてる人は?
育児や介護をしている方など、正社員のように拘束時間が長いと困ってしまう方にとって、派遣という働き方はマッチします。
また、フルタイムでは働けない状況だけどブランクは作りたくない方や、プライベートを優先したい方にとっても、自分のペースで働けるので向いてます。
契約が満了しても、次の職場を決める前に少し休みたいと思えば自分でそのように予定を組むことができますし、休暇を取ってリフレッシュしてから新たな職場で働くことも可能です。
派遣はパートや正社員よりも時給が高いケースがほとんどなので、派遣という働き方で正社員のようにガッツリ働けば高収入が期待できます。
様々な環境要因によって異なりますが、うまくいけば「年収600〜1,000万円程度」も可能です。地方都市であれば住宅手当などが付くこともあるため、出費を減らして貯蓄に回すこともできるでしょう。
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