こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のようなお悩みを抱えている方に役立つ内容となっています。
転職して今よりも年収をアップさせたい
再就職したいけどブランクがあるので不安・心配…
再就職/転職活動に適した時期や狙い目の企業を教えて欲しい
再就職後/転職後に気をつけること(注意点)も知っておきたい
転職/再就職に向いている時期と狙い目の企業
他の月はほとんど変化がありません。冬に集中するのは、契約更新の時期や、年度末に退職する人が多く、それらのタイミングが重なっているためです。
そのため企業側は、1月頃から欠員が出ると予測し、そこから逆算して11月から2月頃までの期間で求人募集を出すパターンが多いのです。ただし、大手企業は新卒を集中して採用する時期でもあるため、狙い目は中小企業です。
11月〜2月頃に転職/再就職活動するのが効果的な理由
求人数が多くなるため、、、
採用されるチャンスが高まる
自分に合った仕事も見つかりやすい
女性が転職して年収をアップさせる秘訣
女性が転職で年収アップを目指すためには、大きく3つのポイントがあります。
1. 資格手当を狙う
女性の転職で有利に働きやすいのが「資格」です。保有している資格が意外にも高い評価につながったという女性は少なくありません。
未経験であっても、資格を持っている人は“基礎知識を有している”と判断されるため、今後の教育プランを考えて採用されやすくなっています。
その資格がないとできない仕事、という業務内容であれば資格手当も付きます。女性が条件面でよりよい転職をするには、有利な資格があるに越したことはありません。基本的能力へのプラスになる資格は時間がある時にこそ取得しておくことをおすすめします。
以前、就活生向けに女性の就職に有利な資格10選をご紹介しましたが、転職や再就職の場合でも共通して有利になる資格はいくつもありますのでぜひチェックしてみて下さい。
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2. 同業種を選ぶ
できるだけ同業種へ転職するほうが、年収アップは見込めます。再就職で高収入を狙いたい場合も同様です。
異業種の場合、今までの専門的な知識や経験がほとんど役に立ちません。即戦力とは見なされないため、採用時の年収はうまくいって横ばい、通常は年収ダウンが相場でしょう。
例えば、事務仕事をしてきた人が技術職に転職した場合、事務で使う知識をほとんど必要としなければいくら前職で有能だったとしても転職先では役に立ちません。すると企業は1から全てを教える必要があります。
いくら社会人としての経験があっても、その仕事が新卒の人と同じスタートラインであるのならば、年収が下がってしまうことを受け入れなければなりません。もし前職と同等程度もらえるようなら、それは素質を買われて即戦力になれると期待されてのことでしょう。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事は、次のような悩みや疑問にお答えする内容となって[…]
3. 転職市場のリサーチはしっかり
いずれにしても、前職の経験をフルに活かせる仕事を選ぶほうが、最初のスタートラインが高いため初期設定の給料も経験によって少し上乗せされやすくなります。
面倒くさいからと、適当に見かけが良さそうな企業を選んだり、なんとなくで選んだりすると収入アップはあまり見込めません。多くの企業に応募して、具体的にどのくらい収入に差が出るのかを計算したり、平均年収を調べる必要もあります。
リサーチを怠ってなんとなくここでいいかなと決め、いざ蓋を開けてみれば期待が大きく外れる、という悲劇の報告をたくさん受けてきました。そうならないよう転職市場のリサーチは欠かさないようにしましょう。
自分でリサーチする時間が取れない、リサーチが苦手、という人はプロを頼るのも一つの方法です。エージェントは、企業の実態や内部情報などを「そんなことまで…」というくらい知っています。求人情報に掲載されることのないリアルな情報を入手したい場合はその道の専門家を頼って下さい。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 [word_balloon id="4" size="S" p[…]
ブランクは決してマイナスではない
なお、長らく女性のキャリア支援をしている専門家としては、40歳前後がピークというのが感覚値です。
妊娠出産を終えて少し経過し「そろそろ働きたい」と思う女性や、子育てをしていて子供が小学生になり「本格的に働いても大丈夫そう」と思う女性が増える年齢でもあるからです。
さて、“再就職の課題”の話になりますが、働いていない時期(ブランク)があると、再就職を希望する当人も、採用する企業側も、どちらも不安を持ちやすくなるものです。双方の不安が拭えないうちは再就職の成功はありません。
再就職して納得のいく収入を得たいところですが、まずは採用されなければ何も始まりませんよね。
空白期間は準備時間に当てる
そこで大事になるのが「働いていない期間に何をするか」です。
再就職活動を始める前に、仕事をしていない期間で資格を取ったり自分のしたいことを見つけたりするなど、時間を有効活用して事前準備をしておくことが賢明です。
やりたいことが見つかれば、その業種で必要な知識や経験、資格の有無もわかるでしょう。
主婦業や週数回のパート勤務のスキマを確保し、1日に少しでも時間をとってコツコツと積み重ねていくことが大切です。
ブランクを有効活用する方法でしっかりと再就職対策を行えば、いざ働きたい時期になった時に自信を持って自分をアピールすることができるはずですよ。
キャリアプランを立てておく
再就職する前にキャリアプランを立てておくことも重要です。
その計画を達成するには、再就職後にどのような取り組みをしていけばいいのか、そのことを事前にプランニングしておくと、いざ就職活動を開始するとなった時の意欲も高まるからです。
キャリアプランとは、これから自分が働いていく上での計画・目標です。例えば、子供の大学進学費用○○円を貯める、家を建てる頭金○○円を貯める、○○円を貯めて実家のお風呂を新しくする等、どんなことでも構いません。
いずれにしても、曖昧な目標でなく、具体的なゴールを立てることが肝心です。
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採用は男女平等。ただし、そうでないと感じたら?
女性の場合、結婚や妊娠出産による退職も多いため、これから結婚を予定していたり、結婚して間もない人は採用されにくいのではないか、と不安を抱える女性も少なくありません。
言わずもがなですが、女性だからという理由で不採用にするのは違法です。
とはいえ、採用するかどうかは企業側の判断であるため、不採用にされたのが女性だからなのかどうかを判断するのは難しいかもしれません。
ただ万が一、明らかな女性蔑視や女性の特徴を理由に採用しないと言われた場合は不法行為に当たるため、企業に対して損害賠償請求や責任追及をすることもできますので頭の片隅に留めておきましょう。
再就職後/転職後に気をつけること
最後に、再就職/転職して良かったと思えるよう「再就職後/転職後に気をつけること」についても触れておきたいと思います。
怠らず取り組んで頂きたいことは、ずばり!再就職先/転職先の企業のルールを早めにキャッチアップして理解することです。
新しい職場でつらいと感じた時期があるかというアンケートでは、企業の特色が掴めずに1ヶ月近くもどうしたらいいか思い悩んでいた、という人もいます。
例えば、役職で呼ぶのか名前で呼ぶのかで失敗した人や、グループ内の連携ルールや関係者がどこにいるのかもわからず仕事をスムーズに進められなかった、よかれと思ってしたことが新しい職場ではマイナス評価だった、などの失敗談を持つ人は少なくありません。
再就職/転職の直後は新しい仕事を覚えることで精一杯かもしれませんが、意識して企業の特色を理解することにも努めるようにしましょう。