こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事では、「副業は儲からないの?」「女性は“より難しい”って本当? 」という疑問にお答えします。
今まさに副業ブーム!ただ失敗事例も…
週休3日制を導入するなど、社員の勤務日数を減らすことで生産性を高めようとする企業も出てきています。
そして、副業を許可・承認することで休日を有効活用してもらい、副業で得られた知識や経験を本業にも活かすシナジー効果を期待する企業も増えてきています。
そんな背景もあり、副業で新たな収入を得ることは、今まさに企業勤めする人たちの密かなブームとなりつつあります。
自宅でインターネットを駆使して収益を得ている人も少なくありません。
一方、副業に手を出しても思うように稼げないと嘆く女性は多く、私のところにも失敗事例が多く寄せられています。
【参考になる記事】
選択的週休3日制の導入による企業と社員のメリット・デメリット。働き方はどう変わる?
「女性は副業やめとけ」と言われる理由
副業とは、主の本業とは別に収入を得ることを指しています。
副業する場合は、1日8時間・1週40時間の労働が基本となる本業にプラスして仕事をすることになるため、早朝や本業が終わった後、休日などを利用して副業に当てなければなりません。
副業にのめり込んでしまった結果、本業がおろそかになったり、休みがちになってしまったりすれば本末転倒です。
とりわけ既婚女性の場合は、ただでさえ育児や家事などに追われてしまいます。副業して自由にできるお小遣いが欲しいと思っても、そもそも副業が成立しにくい状況にあって悩んでしまう人も多いです。
【参考になる記事】
【ダブルワークのメリットとデメリット】きつい?しんどい?注意点を専門家が解説!
会社員の女性は副業しても儲からないのか
女性が会社員をしながら副業で稼ぐことが難しいのには、いくつかの理由が考えられます。
ここでは代表的な例を3つご紹介しておきますので、この機会に再認識しておきましょう。
【失敗事例1】即効性を求めてしまう
1つ目は、副業に“即結果”を求めてしまうことです。
案件ごとや個人のスキル等による差はありますが、副業の活動をしてすぐに思うような収益が発生することは基本あり得ません。
専門的な知識やスキルを学びながら少しずつ軌道に乗るよう行動し続けることが成功の秘訣です。
「たった1時間で」「わずか数日で」という甘い言葉には気をつけましょう。
【失敗事例2】毎日コツコツ活動できない
2つ目は、本業や家庭との兼ね合いで毎日コツコツ継続するのが難しいことです。
簡単なタスク業務であれば1案件につき数円〜数十円程度というケースもあります。
副業は毎日コンスタントに活動できないと大きな収入にはつながりません。
「気が向いた時だけ」「気分が乗る日だけ」など、気まぐれに取り組むと、ひと月の総収入が伸びず数百円だったという事例もあります。
稼ぎたい目標金額がある場合は、コツコツでも毎日活動することが大切です。
【失敗事例3】高額な情報商材等に投資してしまう
「一にも二にもまずは情報から」と考え、高額な副業関連の指南書や情報商材等を購入したという人も少なくありません。
しかし、刻一刻と正解が変わるのが副業の世界。書かれたその時点では指南書の機能を有していても、いざ必要な時に「全く参考にならなかった」「情報が古かった」という声も多いです。
投資となるか浪費となるか、そのあたりの見極めは難しいかもしれませんが、あまりにも高額なものは慎重に検討して下さい。万が一、その分のお金を失ったとしても痛くない範囲で購入し、期待しすぎないようにしましょう。
思うように結果が出ない日々が続くと、活動意欲が失われてしまいますのでくれぐれもご注意下さい。
会社員でも成功しやすい副業3選
副業の時間が多く確保できない方でも、スキマ時間を有効活用して収入につなげやすい副業を3つピックアップしてみました。
リスクは低く成功事例も多いので、初めての人でも安心して取り組めると思います。
【成功事例1】アンケート回答
個人情報やプライベートに関する内容を聞かれることもありますが、商品モニターや買い物動向調査モニター等に参加すると、それなりの収入につながります。
毎日何かしらの案件か届くため、取りこぼさないように回答することで着実に収入を積み上げていけるのも魅力です。また、ゲーム感覚で取り組める気軽さも人気の理由となっています。
アンケート1つの回答にかかる時間も5分程度のものが多いので、本業の仕事に影響が出ることはまずないでしょう。
【成功事例2】ライティング業務
案件としては、500〜2000文字程度の文章を作成する業務が多いです。
1記事あたり数百円から数千円程度まで幅広く案件があり、数をこなすだけ収入につながります。
しかし、依頼主のレギュレーションに則ったライティングをする必要があったり、コンテンツ内容の品質がチェックされて場合によっては非承認となる(報酬確定しない)こともあります。
依頼主がライターに求めている意図を正確に汲み取って、高品質なコンテンツを作成するように努めましょう。
【成功事例3】スキル販売
最近は、自身のスキルを販売して報酬を得ている人も増えてきました。
例えば、絵を描くことやイラストが得意な方が、似顔絵や、愛犬・愛猫などペットの絵を描いて欲しいと依頼されるケースもあります。
他にも、Illustratorのソフトを駆使して様々なデザインを生み出すスキルがある方が、ブログやSNS用のアイコン画像を作成したり。Web制作やデザインのスキルを持つ方が、HTMLやCSSのコーディング業務を請け負ったり。探せばいくらでも案件は存在します。
「スキルを買いたい方(仕事を依頼したい人)」と「スキルを売りたい人(仕事を受けたい人)」とのマッチングサイトも存在していますので利用してみて下さい。
まずは月間1〜3万円程度の収入を目指す
副業による収入は、稼働時間とスキルによって大きく変わります。
スキマ時間や限られた時間で副業に取り組む方は、趣味と実益を兼ねて、まず月間1〜3万円程度の収入を目指すといいでしょう。それ以上の収入が安定的に欲しい場合は、副業に頼らず、転職して総収入を増やしたほうが賢明かもしれません。
フルタイムの会社員という本業がある限り、副業に費やせる時間はそれほど多く確保できません。まずは1時間程度で完結できる仕事を副業として選ぶことから検討してみてはいかがでしょうか。
本記事でご紹介した3つの副業(成功事例)は1時間程度で仕事が完結する案件も多いので、ぜひ副業選びの参考にしてみて下さい。
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