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「いつも最終面接で落ちる。受かるための対策は?」転職相談にプロが回答!

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ぴよお

こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。

本記事は、パーソナルなご相談「最終面接を突破できない…。どうして?原因は?」に回答し、対策をお伝えする内容となっています。

【転職相談】最終面接を突破できない…。どうして?原因は?

相談者:Tさん(35歳・女性)

私は現在転職活動中で、この2ヶ月間で5社ほど面接しました。

うち3社は最終面接まで進んだのですが全て不採用…。理由をしっかり分析して次に臨みたいのですが、コレといった原因が自分ではわからず悩んでいます。

最終面接で落とされる原因は何なのか、特徴や傾向などございましたら教えて下さい。

ぴよお

ご相談ありがとうございます!

それでは早速ご回答させて頂きますね。

熱意と覚悟の不足

例えば、「一次面接→二次面接→最終面接」という流れであると仮定しましょう。

多くの場合、最終面接の相手は経営幹部層になるかと思います。彼らは面接で「会社の成長を促す人財か」「会社を長期的に支えていける人財か」に注目しています。

現場担当者や現場リーダーなどが面接官を担当することが多い一次面接や二次面接で即戦力を期待されたとしても、最終面接では「熱意」や「覚悟」を感じられないと採用されません。

例えば、矛盾なく的を外さずに志望動機を自分の言葉でしっかり語れると「熱意」が伝わりますし、入社後に何を目指すのか(目的意識や将来ビジョン)を明確に答えられると「覚悟」が伝わります。

いずれにしても、熱意と覚悟を感じられないと「ちょっと違うんだよね…」という感覚的な理由で見送られることも少なくありません。最終面接は、自分を出し切る姿勢で臨んだほうがいいですね。

 

受け答えに一貫性がない

転職理由や志望動機などに一貫性があるか(矛盾はないか)という点も注目されるポイントです。

一次面接や二次面接で答えてきたことと最終面接で答える内容に矛盾があると不信感を与えてしまうのでご注意下さい。

経営幹部層による面接では、一次面接や二次面接で答えた内容の一貫性を確認するために、例えば「同じ意図の質問を前回とは異なる聞き方で質問する」といった“巧みな仕掛け”があったりします。

聞き方を変えられても答えがブレることのないよう、自分にとっての軸(転職の目的、企業選びの基準、志望の決め手など)をしっかり持っておくことが重要です。

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余計なことを語っている

例えば、「私が入社したら、より風通しの良い組織に改革したいです」「御社の弱みを強みに変えるために○○したいと考えています」など、聞かれてもいないのに会社の改革案などを提言してしまうケースなどが挙げられます。

上述した内容の場合、もし的が外れていれば「我が社は風通しが悪いと?」「○○は決して我が社の弱みではないのだが…」と、いろいろなズレが考えられますよね。

特に管理職や経営幹部などのような高いポジションの求人に応募している場合、つい気張ってそれらしいことを伝えようとしがちですが、よほどの根拠がない限り、会社の実情をまだあまり知らない人間が改革案などを提言するのは危険です。危険すぎます…。

余計な一言によって「そういう役割は望んでいない」「我が社の考え方に合わない」などと判断されてしまうこともあります。

転職先の将来を真剣に考えてアイデア等を提案する姿勢は一定の評価はされるかもしれませんが、正しい情報に基づいて謙虚さを忘れることなく慎重に提案しないと悪い印象を与えかねませんので気をつけましょう。

 

内定を確信して条件面の交渉をしてしまう

一次面接、二次面接の際に、面接官から高評価(お褒めの言葉など)をもらったりすると、手応えがあったと感じるものです。そして、「この企業はきっと受かるだろう」と根拠のない自信が芽生えることも少なくありません。

自分よがりに内定を確信し、最終面接では急に強気の態度に出る人もいるようで…。例えば、他の応募先企業から提示されている年収よりも高くして欲しいと給与交渉してみたり、中には「転勤可とお伝えしておりましたが、できることなら東京でずっと働きたいです」と条件変更の希望を出してしまう人も。

一次面接や二次面接では確かに歓迎モードだったのかもしれません。しかし、最終面接で条件面の話などを出されると一気に警戒モードに変わるはずです。

ほぼ決まりかけていた内定なんてものは、このようなことで簡単に白紙に戻されます。最終面接が終わるまで謙虚に、このことは忘れてはいけません。

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