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【テレワークの実態】公平に評価されない!非正規雇用者が感じる差別とは?

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ぴよお

こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。

「ワークライフバランスの実現」や「通勤ストレスの削減」などメリットの多いテレワークですが、一方で「適切な評価が受けられるのか不安…」と感じている人も多いようです。

ぴよ
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テレワーク中の女性にアンケート調査を実施した結果、約半数が「業務上の評価に不安を感じている」と答えているピヨ。
ぴよお
そこで今回は、テレワークで働く現実を包み隠さずお伝えし、メリットもデメリットもしっかり把握して頂こうと思います。
ぴよ
ぴよ
なるほどピヨ!テレワークへの理解が深まれば、不安は小さくなっていく気がするピヨ♪

非正規で働く女性への差別

テレワークが定着してきた中、いま問題となっているのが、正規雇用者にはテレワークを認めても、非正規雇用者には認めない企業があることです。

残念ながら、妊娠中、あるいは持病があっても出社を強制する例は少なくありません。

こんな事例も・・・

都内に住む30代の派遣社員Aさんは、「妊娠中で体調に波があるためテレワークにしたい」と上司に申請しましたが、人事部長からは「派遣社員は出勤するか、自己都合で休むか選んで下さい」と言われてしまいました。

Aさんは、泣く泣く自己都合の休みを選択しましたが、派遣会社には休業手当を拒否されたため収入はゼロに…。

一方、他部署の妊娠3ヶ月の正社員女性は在宅勤務(テレワーク)が認められたのです。

同一労働同一賃金の導入によって、不合理な待遇格差が是正されつつありますが、企業の認識はまだ甘く、厳しい決定に泣き寝入りせざるを得ない非正規雇用者も少なくないのが実情です。

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実は、管理する側も悩んでるんです。。

冒頭でもお伝えしましたが、働く女性365人を対象にしたアンケート調査の結果、テレワークでは「適切な評価を受けられるのか不安を感じる」と答えた女性が約半数を占めています。

その背景にはコミュニケーション不足があり、「アイデアを求められる機会がない」「自分の仕事が認められているかわからない」と感じる女性が多いようです。

一方、管理する側(上司や人事など)も「社員の勤務状況を正しく把握できない」と悩んでいます。

テレワーク中の管理職500人を対象にアンケート調査を実施した結果、49%が「部下へ仕事の進捗確認をしにくくなった」「部下へ指示を出しにくくなった」と答えています。

テレワークに合わせて人事評価の仕組みを変更する必要があると思いますが、実際に変更した企業はまだ1割にも満たないのが実態です。ただ「今後変更する予定がある」と答えた企業も多いので、評価に対する不安が解消されるのもそう遠くはないと思います。

 

テレワークにも成果主義が到来!?

テレワークの人事評価を変更するにあたり、最近は「成果主義へシフトする動き」も見られます。

従来の人事評価基準は、定性評価(評価者の感覚による評価)が含まれていました。

顔を合わせて仕事ができる環境では、仕事への“姿勢”や、懸命に働く“頑張り”も、少なからず評価に含まれているケースが多かったですし、それはそれで古き良き日本の企業カルチャーでもありましたよね。

ただし、人間は誰しも、相性や好き嫌いはあるもので、その評価が必ずしも公正になるとは限りません。上司に気に入られれば昇進する、といったような不公平感が多々あったことも事実でしょう。

一方、テレワークでは、相性や好き嫌いなどの偏った人事評価による不公平感は生まれにくくなるかもしれませんが、評価基準をしっかり定めないと別の問題(適切に評価されているのかわからない不安)が生まれてしまいます。

そういった問題をクリアにしてくれる(テレワーカーを正当に評価することができる)のが、成果主義というわけです。

 

自己管理(セルフマネジメント)能力は必須

働き過ぎてしまう

テレワークの場合、しっかりタイムマネジメント(時間管理)しないと、仕事を終えるタイミングが計りにくく、むしろテレワークのほうが長時間労働になってしまう、なんてことも起こり得ます。

実際にテレワークを3ヶ月間以上継続している500人にアンケート調査を実施した結果、約6割が「就業時間を過ぎても仕事をやめられない」と答えています。

通勤時間がゼロになるわけですから、テレワークのほうが仕事以外に費やす時間を増やせそうに思えるのですが、どうやら実態は少し違っているようです。

今年からテレワークになったKさんは、労働時間が長くなり、そのぶん家事の時間が減って、本人だけでなく家族もストレスを感じているのだとか。残業代を請求できるケースと難しいケースもあるでしょうし、サービス残業が増えるのは困るし、なんとも難しい…。

一方、サボってしまう人も

長時間労働になってしまう人もいれば、見られていないことをいいことに堂々とサボってしまう人もいます。

中には、サボっていることがバレた!という人も。緊急のメールが届いてもすぐに返信しない、電話も出ない、みたいなことがあるとサボっていることがバレますのでご注意下さい。

いずれにしても、テレワークには、時間管理(タイムマネジメント)を含めた高い自己管理(セルフマネジメント)能力が求められることは間違いありません。

 

勤務状況や労働実態を把握するためのツール開発も

「適切な評価を受けられない」「長時間労働になってしまう」という在宅勤務者・テレワーカーの悩みと不安、「部下を適切に評価できない」「部下の労働が見えない」という管理職の悩みと不安を解消するため、勤務状況を把握できるツールの開発が求められています。

具体的には、在宅勤務者・テレワーカーの作業実態、例えばキーボードやマウスの入力状況がわかる可視化ツールや、労働時間を可視化してサービス残業や休日業務の実態を把握できるツールなどを求める声が上がっています。

また、調査結果によると「管理職の61%、一般社員の約46%」が“勤務状況が見える化できるツール”の使用を望んでいます。管理職はわかりますが、在宅勤務者・テレワーカー側にも「ちゃんと労働実態を把握して欲しい」という人が半数近くいることがわかりますね。

 

結局、テレワークってどうなの?

何かと問題が多いテレワークですが、実際に在宅勤務・テレワークを1年以上続けている人を調査すると、ほとんどの人がテレワークを好意的に受け止めていて「これからもテレワークを続けたい」と希望しています。

その理由としては、「満員電車で通勤するストレスがなくなった」「通勤時間を有効に使える」「子供が帰宅する時、迎えてあげられるため子供の状況を把握しやすい」などが目立ちました。

労働者本人だけでなく、その家族も、全体の42%が「テレワークになって良かった」と答えているため、一緒に暮らす家族にも良い影響を及ぼしていることがわかりますね。

対策を講じて上手に活用すれば、テレワークによって働きやすい環境を手に入れることは十分可能です。今回お伝えした点を考慮しつつ、自分なりの対策を講じてみて下さい。

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