こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。
本記事は、次のような悩みや疑問にお答えする内容となっています。
在宅勤務とリモートワークの違いは?
リモートワークのメリットとデメリットについて知りたい
狙い目のリモートワーク可能な職業は?
リモートワークできる仕事を探しているので参考にしたい
近年、導入する会社が増えているリモートワークや在宅勤務というワークスタイル。
毎日電車通勤していた人は満員電車によるストレスから解放され、小さなお子さんがいる女性は自宅で家事や育児をしながら働くことが可能になりました。
一方、「自分にもできるの?」「在宅勤務しながらの育児って可能なの?」など、新しい疑問を抱き、不安になる女性も少なくありません。
女性にとってリモートワークは本当に理想的な働き方なのでしょうか。
本記事を参考に、ぜひ“自分に合った働き方”について再点検してみて下さい。
数字で見るリモートワークの注目度
女性に人気の求人・転職サイト「女の転職type」では、リモートワーク可能なオフィスワークの求人が約160件。「マイナビ転職女性のおしごと」では、なんと1600件を超える求人があります。
この数字だけを見ても、今いかにリモートワークが注目されているかわかりますよね。女性がリモートワークで活躍できるチャンスは過去にないほど増えています。リモートワークできる職種や企業に転職したいなら今がそのチャンスかもしれません。
「リモートワーカーに転身したいけれど、そもそも自分がどんな仕事に向いてるのかわからない…」「自分に合ったリモートワークなんてあるのだろうか…」と悩んでいる方は、【無料の適職診断】自分に合った向いてる仕事を簡単チェック!を読んでテストしてみて下さい。
在宅勤務とリモートワークの違い
在宅勤務は「自宅で仕事をすること」を指しますが、リモートワークは“より広い意味”を含みます。
リモート(remote)は「(距離が)遠い・遠隔の」という意味。つまり、リモートワークは「オフィスから離れた場所で仕事すること全般を指す」と理解して下さい。
リモートワークの種類
- 在宅勤務
- 施設利用型勤務
- ノマドワーク
リモートワークには、自宅で仕事をする「在宅勤務」、レンタルオフィスやシェアオフィスなどのワークスペースで仕事をする「施設利用型勤務」、特定の場所に限定せずカフェやラウンジなど、あるいは海外を旅したり短期間移住しながら仕事をする「ノマドワーク(モバイルワークとも言われる)」の大きく3タイプがあります。
リモートワークで女性の働き方は今後大きく変わる
子育てに時間が取られやすい年代(おおむね20代後半から30代の女性)の就業率は低下する傾向にあります。
子育てをしながら働く女性が少しずつ増えてきているのは事実ですが、再就職する際の雇用形態は“パートや契約社員など非正規雇用が多い”のが実情。小さいお子さんを持つ女性がフルタイムの正社員として働くためには、いくつもの越えなければならないハードルがあるのです。
ですが、リモートワークならば、通勤時間は必要ありませんし、仕事中であっても子供の近くにいることが可能です。保育園や幼稚園への送迎もずっとラクになるでしょう。
リモートワークであれば働けるというケースはたくさんあるため、これからの時代は、出産や子育て、介護などライフスタイルが変化しても、正社員という働き方を選ぶ女性は増えていくと予想されています。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 本記事では、在宅勤務やリモートワークの種類についてお伝[…]
リモートワークのメリットとデメリット
リモートワークのメリット
通勤時間と交通コストを削減できるのがリモートワーク最大のメリットです。満員電車で通勤したり、渋滞でイライラする必要が無くなるのは大きなベネフィットと言えるでしょう。
満員電車で揉みくしゃにされていた地獄のような通勤時間が別のことに使えるのはものすごい価値があると思うんです。例えば、必要十分な睡眠時間を確保できる、ゆっくり朝食が食べられる、食後のコーヒーを味わえる、子供を急かさず余裕を持って保育園に送っていける、etc…。通勤時間が無くなっただけでも結構いろいろ出来ちゃいます。
在宅勤務できるリモートワークなら仕事を中断して子供を迎えに行くことも可能でしょう。他にも、人と会う機会が少ないので、人間関係の煩わしさも軽減できます。
リモートワークのデメリット
一方のデメリットは、制約が緩和される分、自己管理(タイムマネジメントなども含む)が必要になることです。
会社では周囲の目があるためサボりづらいですが、自宅では誰にも見られていないという気の緩みがあり、生産性が落ちてしまう人も少なくありません。
仕事とプライベートの区別が難しくなるため、子供がいると落ち着いて仕事ができないと悩む女性もいます。中には、ずっと自宅にいるため運動不足になり、在宅勤務になってから体重が増えたという女性も多いようです。
完璧な働き方はありません。良い面と悪い面があり、それらは人によっても異なります。どんな働き方にもメリットとデメリットがあることを心得つつ、リモートワークが自分に合っているのか確認するようにしましょう。
これからはリモートワーク可能な職業が狙い目
リモートワークは大前提として、物理的にその場にいないと業務ができない仕事には向きません。また、高いセキュリティが求められる仕事もリモートワークには適しません。
リモートワーク可能な職業は、基本的にパソコンとネット環境さえあればできる仕事です。
SEなどのITエンジニア、Webデザイナー、Webライターや校正などの仕事は、現時点では理想的な職業と言えるのではないでしょうか。
最近では、カスタマーサポートやコールセンターを在宅勤務化している企業も増えています。コンサルタント業務もリモートと相性の良い職種の一つです。成果が可視化しやすい仕事はリモートワークに適しているので、翻訳や設計業なども向いています。
キャリア相談窓口 狭くなっていた視野が、広がる。 さらに詳しく> ご予約> ぴよお こんにちは、キャリアコンサルタントのぴよおです。 仕事を始めて数年が経過。ふとこれまでの仕事人生を振り返[…]
おわりに
人手不足の問題が深刻化していることや、女性の社会進出が増えていることもあり、リモートワークを導入する企業は、今後ますます増えいくでしょう。
一見するとメリットが多そうに見えるリモートワークですが、デメリットもあります。もちろん通勤スタイルも捨てたものではありません。
いずれにしても、自分に合ったワークスタイルは?という視点で焦らず答えを出すことが大切です。一度答えを出しても、状況に応じて答えを変えるような柔軟性も必要でしょう。